ちゃおチャオブログ

日々の連続

ボロブドールへの3日間(43)金徳院の周辺で。

金徳院境内を出る。
イメージ 1



外の通りはこんな路地になっている。
イメージ 2



仏前に飾る花屋とか、小鳥やある。
イメージ 3



放鳥用の小鳥がこんなに沢山販売されている。お金持ちがやってきて、一時に一斉に放鳥でもするのだろうか・・
イメージ 4



日当たりの良い場所で中国の新聞を読んでいる老女。
イメージ 5



中華料理の食材も大量に売られている。ああ、豆腐なもある。
イメージ 6


いやいや、マグロの頭だけを売っている。
イメージ 7



この駕籠の中は何だああ??
イメージ 8




ジャカルタ・コタ地区はコタ駅を中心にして東側、即ち右手が旧総督府の行政地域、西側、即ち左手の方向には今訪問した金徳院や中国人街が広がっている。ここは又運河の終点付近にもなっていて、中国商人が自然発生的に住み着いたのだろう。中国とこの国の関わりは古い。既に元の時代には、モンゴル軍がこの島に攻め込んできていた。日本の蒙古来襲と同じようにこの島も蒙古軍に襲撃されていたのだ。

その後、明の鄭和大航海時代には、明の柵封も受けていた。その後オランダ時代になったのだから、中国人はオランダ人、スペイン・ポルトガル人がやって来た遥か以前からこの島との接点を持っていたのだ。だから、このコタの街に代々住み続けている中国人も多くいるに違いない。

「金徳院」が中国そのもののコピーであるとすれば、この寺の周辺も中国そのものだ。人々は中国語を話し、中国の新聞を読み、本屋では漢字の本が売られている。多分食材なども中国料理に適したものが売られているのだろう。中国人はこの限られた1キロ四方の地区に中国の小宇宙、小中国を作り上げていた。バンコクのヤワラート、シンガポールのチャイナタウンと同じような構図だ。或は又ロスアンゼルスのリトルトウキョウと同じ事かも知れないが・・。

食習慣、食文化を大切にする中国人らしく、金徳院を一歩でると、細い路地は食材の市場通りになっている。様々な食材が売られてる。中華料理店の店主はここまでやってきて、食材を買い求めて行くのだろう。中華街に住んでいる街の人もここで毎日の食材を買っているのだろう。インドネシア料理は口に合わなくても、中華料理だったら、毎日食べていても飽きないに違いない。この中国の雰囲気に浸りながらコタ駅の方向に向かって歩いて行った。




ああ、ワタリガニだ。
イメージ 9



うーん、マテ貝のような貝も売られている。
イメージ 10



ああ、食用ガエルだ。
イメージ 11



皮をはぎ取られ、おぞましい・・
イメージ 12



うーん、ここは又スーパーマーケットのようになっている。
イメージ 13



中國商品なら何でもござれだ。
イメージ 14



ああ、売られているのは漢字の本だけだ。
イメージ 15



さて、パイナップルでも食べながらコタ駅の方へ向かおう。
イメージ 16