ちゃおチャオブログ

日々の連続

台湾・高雄の4日間(25)台南の日本家屋。

塩湖の前にはキリスト教会もある。中国では「天主教」と言っているようだ。
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地元に溶け込んだ媽祖廟などもある。
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この辺は何か歴史記念公園のようになっている。
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あの案内板は何だ?? 日本の提灯にも中国のランタンにも見えるが・・。
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ああ、この石碑は、以前この場所に「和記洋行」という商社があったようだ。「和記洋行?」どこかで聞いた名前だが・・。
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林の奥には日本風の建物も見える。
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十二軍伕の墓地のある辺りは、大分海岸に近い場所であり、鄭成功の頃には、この辺は海だったと思われるが、その後、埋め立て等により、海岸線が先に延びて行った。そうした土地開発の際に取り残されたような大きな湖が目の前にあるが、これは多分塩湖かも知れない。台南は天然塩の生産がここから海水を汲み取って、どこかで濾過しているのかも知れない。

埋め立てのせいか街並み自体が新しく、少なくとも日本の統治以降に発展してきたと思われる。湖の目の前にキリスト教会が建っている。建物の正面には中国風に「天主教」のプレートが出ている。江戸時代の日本では「耶蘇教」と呼ばれていたが、これが中国から渡って来た言葉なのかどうかは知らない。「イエス」を当時の人々が耳にしたら、「耶蘇」と聞こえたのかも知れない。

更に歩を進めると、石碑の案内が出ていて、この場所には以前英国の貿易商社があったようだ。聞いたことのない名前だが「英商・和記洋行」と出ている。長崎のグラバー程は成功してなかったようだが、そうした英国人の貿易商の一つだったのだろう。又その近くには、先刻の媽祖廟を小さくしたような廟もあって、地元の住民の社のようなものだろう。

英国貿易商の奥の林の中に日本風の建物がある。ああ、この辺は昔の港の名残で、日本の貿易商も出て来ていたのかも知れない。日本屋敷は綺麗に整備されていて、観光スポットのようにもなっている。バックに誰がついているおか、或は観光目当ての業者が所有しているのか知らないが、畳の部屋でお茶会とか、和食パーテイもできそうだ。裏に回ると石灯籠や池などもあって、如何にも外国にある和風庭園と言ったような感じの庭だった。日本の駐在員が利用しているのか、台湾の日本贔屓の人々が利用しているのか分からないが、日本の雰囲気を味わうにはぴったりの場所だった。



ああ、ここは日本庭園だ。
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戦前この場所に日本の会社があったらしい。
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何かの宴会とか、お茶会に利用されているようだ。
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日本人や、日本贔屓の台湾人には愛着を覚える和風造りだ。
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裏に回ると日本庭園などもある。
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庭の横には土産ショップなどもある。何があるか見て来よう。
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