Ｖａｎｉｌｌａ機は定刻２時に高雄空港を飛び立った。 眼下は厚雲の下に隠れ、良く見えない。 旋回した瞬間、一瞬眼下の高雄市内が見渡せた。 台湾島を離れ、今は洋上を飛行している。 雲上の安定飛行が続く。 眼下に島影が見える。南西諸島か、奄美か・・。…

高雄空港、チェックインカウンター前で。写真の女性がガイドの洪さん。バニラエアー、成田行きは２時の出航だ。 前方に通関が見える。 ここから先、写真撮影は禁止だ。 Ｄｅｐａｒｔｕｒｅ Ｂｏａｒｄ，出航案内板。香港、中国が圧倒的に多い。同じ中国語圏…

空港へ向かう直前、手持ちのコインの写真を撮って置く。 ９時半ガイドの洪さんがピックアップに来て、空港途中の土産ショップに向かう。 高雄お町も今日で見納めだ。 高雄の中心地、美麗島駅周辺のロータリー。 土産ショップは愛河の畔にあった。 ９時半、現…

師範大学を出てホテルに戻る道路は両側に深い街路樹がならんでいた。 この辺りは高尾市の文京地区。和平一路。街並みもリッチだ。 歩道も幅広く撮ってあり、歴史絵巻の石板が１０ｍ置きに展示されている。 春秋戦国、三国志時代の絵巻だろうか・・。 いやい…

正面に国立高雄師範大学の校舎が見える。 大学に近い場所には日本で言う処の赤十字献血車が止まっていた。 その傍で遊ぶ台湾の小鳥。 日本と違って台湾はキャンパスの出入りは自由だ。 正面の本部棟。現在時刻が表示されている。５：５５．タイ語で「ห้าห้าห…

文化中心２階は半分がオープンスペースのテラスになっていて、半分がホール等の施設になっている。 ここは「至善廰」。ホールだ。 図書館もあるが、時間的にまだ開いていない。 テラスから眺める周辺の情景。 高層ビルもあり、大都市の景観だ。 日本でも夏休…

虹も漸く中空に消え、文化殿堂に向かうことにした。 それにしても中々落ち着いた公園だ。 殿堂は１階部分が駐車場になっていて、大きな柱のそこかしこに人々が屯してた。 ああ、この人たちは、朝の体操の為に、ここへやってきたのだ。 ん、この右側の文字は…

ホテルから歩いて３－４分位の場所に中正文化中心がある。台湾語の「中心」は「センター」の意味。 文化教養地区なのか、付近には高級マンションも建っている。 霧雨の為か、公園内にはそれ程散歩の人は見えない。 ああ、ここが文化公園か。奥に立派な建物が…

台東の先、関山から帰り、一旦ホテルに戻ってから、近くの食堂へ夕食を食べに出る。今晩は羊料理だ。 上海では何回か食べたが、久し振りの羊だ。美味しかった！ 店内には珍しい羊の刺繍などが掛かっていた。 中国伝統の工芸は、こんな台湾の方にまで、及んで…

池上と間違って下車した關山駅。 關山駅前のロータリー。雨は今は小雨だが、この後、大降りになる。 ロータリーの直ぐ左側に弁当店があった。 店先には、各種の弁当箱が山積みされている。 取り敢えず、最もポピュラーそうな弁当を買う。 關山駅前通りの光景…

これから今まさに台東駅を出発する日立車両。昨日テレビで英国の鉄道事情を放映していたが、中長距離の全列車をこの日立車両に交換するという、約2兆円のビッグプロジェクトだ。山口県下松で新幹線技術を培った日立は車両部門の本社をロンドンに移し、今まさ…

列車は今台湾南部の太平洋岸を走っている。 海岸沿いには線路に沿って観光道路なども建設されている。今、バイパス工事中だ。 台風が近づいているが、海岸の波は西側の台湾海峡程は激しくない。 段々町へ近づいてきた。 あ、台東空港に向かう飛行機も見える…

ウナギの養殖場が終わると、今度は柑橘類の果樹園が続く。 今実を結んでいないが、何の果樹園だろう・・ 整然と植樹されている。 浜辺が見える。ここはまだ台湾海峡側だ。 台風の影響で打ち寄せる波が凄い！ 列車はこのまま海岸線に沿って、島の南端まで行く…

窓の外は激しい雨粒が当たって来た。外の景色も見えない。 雨が上がり、外を見ると池のようなものがある。 又、川が見えて来た。 雨水を集め、川の水量も増えている。 あれ、海だ！ もう太平洋岸か？？ それにしても随分早い・・。地図を見ると列車はまだ台…

高雄駅隣のホームには、日立車両の特急が停車している。これは台北ー台中ー台南ー高雄ー屏東ー台東を回る、南回線だ。 高雄駅を出て直ぐにも大きな川を渡る。 川の名前は知らないが、かなり大きな川だ。信濃川程もある大河だ。 高雄を出て凡そ３０分、最初の…

昨日ゴンタさんから指摘のあった台湾郵政の記念切手。調べてみたら、「龍」の図柄はなかった。 昨日は載せていな方が、「ツル」の図柄。 台湾国鉄の南回り路線図。さて、これから池上行のホームに向かう。 ホームへは跨線橋を渡って行く。今駅は地下化工事が…

高雄駅前の郵便局では、珍しい清朝の刺繍をデザインした記念切手が売られていた。 中国風の図柄で中々良いものだ。 ツルと龍。おめでたいものだ。 駅前にある語学学校。「托福」（トーフル）、「多益」（トエック）等、英語が主流だ。 ああ、これは何の広告…

昨日蓮池に行く直前に撮った旧高雄駅。 今日は旧駅舎内に入れる。中に入ってみよう。 Ｒｅｎｅｗａｌされた内部は、建設当時の息吹が感じられた。 映像資料とか写真、展示、パンフ等々、この町と鉄道の歴史を学ぶ良い機会となった。 館内にあったパンフ類。 …

１０年前、台南を観光した際に訪問した赤嵌楼。 安平古鎮、日本庭園の売店で買った台南の塩。 台南は昔から塩の製塩業が盛んだった。 この古鎮の近くに広大な塩田があるが、時間が無くて、行けなかった。 ホテルの窓からの外の景色。今日も１日天候不良のよ…

台南駅まで戻り、駅前の食堂で食事をしようとも思ったが、台湾で何も寿司を食べることもないだろうと、そのまま高雄を戻ることにした。 台南駅で飛び乗った急行で、偶然にも稲さんと一緒になる。 山が近くまで迫って来ている。緑豊かな島だ。遠くに高層ビル…

塩湖の前にはキリスト教会もある。中国では「天主教」と言っているようだ。 地元に溶け込んだ媽祖廟などもある。 この辺は何か歴史記念公園のようになっている。 あの案内板は何だ？？ 日本の提灯にも中国のランタンにも見えるが・・。 ああ、この石碑は、以…

安平古堡の直ぐ近くには少し荒れた感じの墓地があった。 草に覆われてはいるが、中国風の墓石で、珍しいので、見ることにした。 これなどは全く芸術的で、飾られた墓石だ。 ああ、１９３７年、日中戦争、上海事変で亡くなった兵士も祀られている。 いろいろ…

安平古鎮の隣には、媽祖神を祀る華麗な廟が建っていた。 当方、信者ではないが、興味本位に中に入って見る。 中に入って最初に気がつぃたのは、天井が開閉式になっている点。当方が今まで見た廟の中では初めてだった。成程、開閉式であれば、線香の煙を外に…

安平古堡展望台から台南の街を眺め、搭を降りる。 古堡のあちこちには当時の大砲が展示されている。 展望塔の横には資料館があった。地元、台湾の大学生か・・。 ４００年前の台南の俯瞰図。長崎出島のような感じだ。 日本が台湾を併合後のこの堡塁の修復、…

ここは安平堡塁。行こうと思っていた赤嵌楼とは違う場所のようだ。 赤レンガ乃至赤砂岩を主体とした城塞で、日本式のお城とは随分と違っている。 ああ、この像、鄭成功じゃないのか？？ ああ、矢張り鄭成功だ。台湾の英雄。オランダをこの島から追い払った、…

台南駅前の大通りに咲く鳳凰。 駅付近には古い日本風の建物の一角も残っている。 駅前には戦前からあるようなビルも残っている。「ＨＯＴＥＬ ＴＡＫＡＴＡ」と出ているが、漢字を見ると「高玉」。これは完璧に日本語読みだ。 駅前広場。奥に台南駅とその前…

台南駅から４－５分のメインの通り沿いに新光三越はあるが、日本のように、デパートの中には食堂街はなかった。 メインの通りの１本横の通りに漸く食堂を見つけた。これにスープがついて約２５０円。 付近の街の通り。 台南駅前の大通り。奥に駅舎が見える。…

新左營からは地下鉄で一旦高雄駅まで戻り、在来線で台南へ行くことにした。 台南駅へ行く途中の小さな駅。日本統治時代の駅舎だ。 高雄からは約４０分、台南駅に到着した。 １０年振りの台南駅だ。 台南駅前広場。どこか記憶があるような無いような・・。 う…

搭の眼下を眺める。先刻登る途中に行き違ったガイドの洪さんに引率されたツァーの一行が、小雨の中、バス駐車場に消えて行くのを眺め、搭を下る。 搭の階段は、この様に登り専用、下り専用に分かれている。ツアーの親子とは、この階段で行き違った。 ツアー…

蓮池の目玉は何と言ってもこの２棟の搭。 龍と虎、７層の塔が二つ並んで建っている。 ここまで来て、雨が降ったりやんだり。急いで搭の中に入ろう。 左が龍の入り口、右が虎の出口となっている。 先刻、蓮沼の辺りが後ろに見える。 蓮の花が殆ど咲いていない…