ちゃおチャオブログ

日々の連続

台湾・高雄の4日間(27)台東・池上へ。

10年前、台南を観光した際に訪問した赤嵌楼。
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安平古鎮、日本庭園の売店で買った台南の塩。
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台南は昔から塩の製塩業が盛んだった。
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この古鎮の近くに広大な塩田があるが、時間が無くて、行けなかった。
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ホテルの窓からの外の景色。今日も1日天候不良のようだ。
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街路は小雨に煙っている。
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宿泊したホテルのフロント。すっきりした感じだ。
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昨日は午後から台南を歩いている頃には雨も上がったが、午前中はかなりの雨で高雄訪問の目的である「壽山」に登ることは出来なかった。今日こそは、と朝起きて窓の外を見ると、街は細かい雨で濡れている。ビシャビシャピタピタ降るような雨ではないが、これでは山登りは出来ない。同行の稲さんは今日は最初から台東の池上に行く予定でいて、これは列車で行くのだから雨であっても問題ない。

当方過去2回台湾に来ているが、「池上」という地名は聞いたことが無い。初めて聞く地名だ。どんな場所なのか稲さんに聞くと、そこは台東近くにある米作の田舎で、台湾で最上のお米を作り、戦前には天皇に献上していた。そのコメで作った駅弁は最高品で、今日はその駅弁を食べに池上まで行くとのこと。

当方今まで台湾米などには関心はなく、そんな史実があったことすら初めて聞くが、どの道今日は1日雨でどこへ出掛けるにしても濡れてしまう。外歩きもままならない。列車で行くなら雨にも濡れずに済む。であればと、当方も池上の駅弁を食べに一緒に付いて行くことにした。

昨日と同じように地下鉄で高尾駅まで出て、池上行列車の時刻表を確認する。10時40分発「自強号」。まだ2時間以上も先だ。後で分かったことだが、池上は台東の更に先の駅。高雄ー台東間は本数も多く待ち時間も少ない。池上は台東の少し先だから、先ず台東まで行って、そこで乗り換えて行ったら、もっと早目に行けたかも知れなかった。いずれにしても10時40分発の「自強号」は池上には1時50分到着予定だ。約3時間の乗車である。

発車までの約2時間、駅周辺をぶらつくことにした。駅舎は2階建てになっていて、2階には土産店なども出店している。1階にもキオスクのような土産店があり、台湾贔屓の稲さんは、台湾全土をぐるっと回る鉄道路線図が描かれたペナントのような手ぬぐいのようなものを買っている。300NTD、やや高いようだが、台湾のすべての駅名が表示されているので、これがあれば便利だ。

当方は、駅の斜め横にある中国郵政に行き、展示してある記念切手などを見る。清時代の刺繍をデザインした図柄の切手が気に入り、セット料金250NTD,約750円で購入。更にまだ1時間も待ち時間があり、昨日見学できなかった旧高雄駅に向かう。



朝の食堂で、何人かの日本人に会った。
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ホテル「統茂松柏大飯店(Evergreen Hotel)」の外観。
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ホテルの斜め前にあるデパート「大統百貨」。品揃えは日本のデパートと変わらない。この7階がレストランフロアーになっている。昨日の親子はここで夕食を食べたとのこと。
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再びの高雄駅前。
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朝の賑やかさはあるが、ラッシュアワーと言った雑踏はない。
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駅の横には台湾郵便局がある。
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色々と珍しい記念切手が展示販売されている。
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