ちゃおチャオブログ

日々の連続

台湾・高雄の4日間(38)帰国の朝。文化公園の虹。

ホテルから歩いて3-4分位の場所に中正文化中心がある。台湾語の「中心」は「センター」の意味。
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文化教養地区なのか、付近には高級マンションも建っている。
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霧雨の為か、公園内にはそれ程散歩の人は見えない。
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ああ、ここが文化公園か。奥に立派な建物が見える。
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木陰では朝の運動をしている人もいる。
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大岩の陰でエクササイズをしている女性もいる。大型の庭石だ。
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3泊4日の台湾・高雄の旅。いよいよ残りは今日半日となった。午後2時発の便で帰国となる。添乗員の洪さんが9時半にホテルに迎えに来て、他の混載のお客を迎えに他の2か所のホテルに立ち寄り、途中愛河に面する免税店に立ち寄り、買い物を済ませ、空港に送り届ける。それで通関を済ませ、この国を後にする。

朝食を済ませ部屋に戻り、荷物を纏め窓の外を見ると、路面は今日も又細かい雨で濡れている。Pick-Upまでの時間にはまだ少し時間もある。残り半日の僅かな時間ではあるが、有効に使おう。このホテルのある地下鉄駅は「文化中心駅」。だとすれば何か文化的な施設が近くにあるに違いない。地図を見ると駅を真ん中にホテルとは反対側に「中正文化中心」という大きな公園と、その向いに「高雄師範大学」がある。ああ、これは立川の荘さんのお父さんが出た師範学校だ。時間的には充分行ける距離だ。

傘を差すほどもない霧雨状の中を公園に急ぐ。中正二路という大きな交差点を渡ると直ぐその先が公園になっている。ホテルから歩いて3-4分、真っ直ぐな道だから分かり易い。正面に広い公園の緑が見える。水曜日の早朝、霧雨のせいか、それ程多くの人は出ていない。公園に入ると、奥に大きな立派な殿堂が建っている。ああ、これが文化中心、高雄のカルチャー・センターなのか・・。随分堂々とした建物だ。台湾の意気込みが感じられた。

霧雨を避けるように、大きな木の下とか、木陰のそこここに、人々が柔軟体操のようなことをやっている。ああ、朝のエクササイズ、台湾人、中国人の好きな朝の運動だ。そうした人々を見ていると、東の空に虹が見えて来た。大きな綺麗な虹だ。こんな場所で、これ程大きな輪郭を持った虹を見るとは・・。虹を見る偶然はそれ程多くは無いが、今春ニュージーランドを旅行していた時、どこかで一度見た。それよりも何よりも、もう何十年も前、延暦寺からバスで下っていた時、比叡山から東山にかけての、山を跨ぐようにして懸かっていた大きな虹を思い出した。虹を見たからと言って、その後、何かの幸運がやって来た、ということも無かったが・・。



日本風なのか、台湾風なのか、庭園もある。
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周辺の借景も見事だ。
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ああ、正面のこの建物が中正文化中心だ。
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あ、東の空に虹が見える!
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大きくて、見事な虹だ・・。
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虹はいつまでも空を跨いでいた。
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