蓮池の目玉は何と言ってもこの2棟の搭。
龍と虎、7層の塔が二つ並んで建っている。
ここまで来て、雨が降ったりやんだり。急いで搭の中に入ろう。
左が龍の入り口、右が虎の出口となっている。
先刻、蓮沼の辺りが後ろに見える。
蓮の花が殆ど咲いていないハス沼から更に400-500m、前方に見える竜虎搭に向かって歩いていると、ぽちぽち降り始めた雨がかなり強い雨になってきた。搭まではもう直ぐだが、傘無しでは歩けない。ショルダーに折り畳み傘を持ってきたのが幸いした。朝から雲行きがおかしかったが、こんな激しい雨になるとは思わなかった。今日、この後壽山に登る積りでいたが、今日は無理か・・。
前方を歩く稲さんは傘を持って来なかったのか、ずぶ濡れになって駆け足で竜虎搭に向かって走って行く。夏の雨だから身体が冷えることもなく、全身シャワーを浴びたようで、むしろ気持ち良いのかも知れない。つづら折れの橋を身体を翻せながら、搭に向かっていく。
七層の塔は二つからなっていて、龍をかたどった方の塔から入り、虎を象った搭から出てくる。中国の故事では「虎穴に入らずんば・・」とあり、入口が逆ではないか、と一瞬は思ったが、一方で「虎口を逃れる。」という故事もあり、これはこれで、虎の口が出口になっているのは、理に適っているのかとも思ったりした。
搭を登っている間に雨も小降りになり、最上階に登った時には湖も煙るような状態で見渡せた。確かに広い。48年前に来た時は、搭はあったが、搭には登れなかった。勿論入口の竜虎の象もなかった。在ったのは、今よりも幅の狭い石作りの九十九折の橋だけだった。今搭の上から湖面を眺めるが、当時のイメージからするとこんなに広くは思えなかった。前回10年前に高雄へ来た時は、ここ蓮池に来ることはなかったが、48年振りに来ることができた。感慨一入だった。
前方を歩く稲さんは傘を持って来なかったのか、ずぶ濡れになって駆け足で竜虎搭に向かって走って行く。夏の雨だから身体が冷えることもなく、全身シャワーを浴びたようで、むしろ気持ち良いのかも知れない。つづら折れの橋を身体を翻せながら、搭に向かっていく。
七層の塔は二つからなっていて、龍をかたどった方の塔から入り、虎を象った搭から出てくる。中国の故事では「虎穴に入らずんば・・」とあり、入口が逆ではないか、と一瞬は思ったが、一方で「虎口を逃れる。」という故事もあり、これはこれで、虎の口が出口になっているのは、理に適っているのかとも思ったりした。
搭を登っている間に雨も小降りになり、最上階に登った時には湖も煙るような状態で見渡せた。確かに広い。48年前に来た時は、搭はあったが、搭には登れなかった。勿論入口の竜虎の象もなかった。在ったのは、今よりも幅の狭い石作りの九十九折の橋だけだった。今搭の上から湖面を眺めるが、当時のイメージからするとこんなに広くは思えなかった。前回10年前に高雄へ来た時は、ここ蓮池に来ることはなかったが、48年振りに来ることができた。感慨一入だった。
七層の塔の最上階から蓮池を眺める。感慨一入だ。
蓮沼の搭、大成殿が遠くに見える。
つづら折りの橋が眼下に見える。
右手奥に壽山に続く丘が見える。この雨で、登るのは無理だろう・・
隣りに建つ虎の塔が間近に見える。