ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.27(土・曇り)先物市場。午後所沢。

 

 

今の相場は先物で動かされる傾向が大きくなっている。欧米ハゲタカは先物に大量の売りを仕掛け、結果、翌日の現物が大きく下げる。先物尻尾に振り回されている秋田犬の図だ。

 

先物は江戸時代の大阪堂島での米相場から始まったと言われる。今年の秋の冷夏の不作、或いは豊作を予測して、大量に買込み予約をしたり、売り掛けたりしていた。当時の先物市場は、極端な高騰、値崩れを緩和する調整機能があったのだろう。

だが、この先物手法が欧米に取り入れられてから、価格の調整機能よりか、直接的な利益確保の手段として使われ、足腰の遅い現物市場は、先物価格によって右往左往する状況になりつつある。

 

日本は今日からの人によっては大型の10連休、普通の会社員でも前半の3連休、後半の4連休と休みが続く。その合間を狙った訳でもないだろうが、昨日の日銀総裁会見を叩き台に、日本の金融は当分利上げしないだろう、との予測の元、今朝の円ドルはとうとう158円20銭にまで下がった。発表後、数時間で2円60銭も円安になったのだ。これでは財務日銀当局も黙ってはいないと思うのだが、連休後の動きに関心を持っているが、当局は尚介入に踏み込む勇気が見られない。

 

今朝のNY市場、ナスダックは実に2%超の上げで、316pアップで、もう直ぐ15,000pの高値に接した。ダウも153ドル高。日経先物は410円高の38,345円で帰って来ている。月曜日、休みでなければ東証にもモロに反映するのだが、残念だ。月曜日のNY市場の動き次第で、火曜日の東証がどうなるか、見なければならない。が、予想するところ、どうやらNY市場の底は打ったようだ。日本の連休中にNYや他の市場がうなぎ上りに上がっても、日本だけは取り残される図式だ。

 

世界の市場は24時間、日本が休みであろうがどうであれ、関係なしに動いている。日本も世界の市場に参加する以上は、この流れに付いて行かなければ、立ち行かない。遅れを取ってしまう。幸い、FX市場は日本の休日に拘わらず、NY市場のオープンに合わせて動いているので、日本市場も開いている。

急激な円安の結果、昨夜は南アランドで23銭高、メキシコペソで17銭高、日本の円よりも弱小と言われているトルコリラですら9銭高だ。お陰でトルコの含み損が漸く300万を下がって、280万円まで改善した。今日現在では4円85銭。もう直ぐ5円まで戻す。平均取得が5円80銭だから、後1円の踏み上げだ。トルコよこれから強くなってくれ。ガンバレトルコ、マイナス解消も間もなくだ。

 

天気が雨模様の曇り空でもう一つだが、これから所沢に向かう。1年ぶりの旧知との再会だ。