自民党総裁選で、無投票で再選された安倍総理、第２次安倍内閣をスタートするに際し、記者会見を行う。２０１８年９月任期までにＧＤＰ６００兆円（現在４９０兆円）、出生率１．８倍で、５０年後の日本人口を１億人にキープ、介護職離職者ゼロ、を目指すと言った内容だが、どうも歯がゆい。
成長率２％を達成できるとして、３年間の複利で１６％増にしかならないと思うが、どういった玉手箱で、１１０兆円もパイを大きくできるのか・・。
人口が減少し、パイが逆に大きくなるのであれば、個人所得は増大する筈なのに、年金問題は全く触れていない。介護職の離職者がゼロであろうが、どうであろうが、そんなことは将来の重要な要素ではない。国民の最大の関心事は、この年金制度が維持できるかどうかであり、仮に人口減の中でＧＤＰが大きくなるのであれば、ℋつ禅的に年金支給額は増えそうなものであるが、総理は、こうしたバラ色の未来図を一切描いていない。介護職問題に矮小化している。
色々と子ども手当、子供増に対する施策を手厚くすれば、必然的に子供の数は増えてくるだろうし、政策次第で左右される部分はあるから、１億人キープは可能だろうが、将来政策に上げるまでもなく、それは為政者として当然、日々に取り組んでいくべき問題である。
まあ、兎も角アベノミクスがスタートして早３年、インフレ２％はまだ実現できていないが、株価対策もしっかりやってもらいたい。
いつもの立ち合い前の照の冨士は、将に、仁王のような形相で立ち向かって行ったが、昨日、今日とそうした覇気がやや薄れた感もあった。いつもは元気のない稀勢の里の方が、今日は輝いていた。
いずれにしても優勝は鶴竜と照の冨士、二人に絞られてきた。ここに日本人力士が絡んでいないのが、淋しいが・・。
ラグビーで日本が南アに勝ったと大騒ぎしているが、選手の半分近くが、日本人ではなく、外国人移籍組だとすれば、マスコミやら何やら、勝手に喜んでくれ、と言いたい。
東証、久し振りに反発。ＶＷ問題が永らく尾を引くか・・。
