ちゃおチャオブログ

日々の連続

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(38)北野界隈。

チェックインした東横イン三ノ宮ホテルの部屋。1泊代金4000円にしては上等だ。
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ホテル近くにある神戸中央区役所の高層ビル。
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再び三ノ宮、生田神社の前を通り、北野道へ。前方に神戸迎賓館が見える。
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中々立派な造りだ。ラテン語で何か書かれている。北野は、異人さんの国か・・
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これから北野通りを上って、北野異人館へ向かう。
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通りに面して、色々と凝った建物が目に付く。
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ホテルに一旦戻りチェックインを済ませてから、夕方にかけての時間、神戸居住の多くの外国人が住んでいた北野へ向かうことにした。モラエスは元々は北野に住んでいなかったので、ここへ行っても彼の足跡をたどることは出来ないのだが、北野の上の方に「布引の滝」があり、モラエスが神戸に赴任した当初には、しばしば訪れていたようだ。北野を回ってから布引まで行けば、丁度夕暮れの神戸の夜景を見ることができるかも知れない。

予約した東横イン三ノ宮駅近くに2か所あるが、当方が予約したのは駅から遠い方のホテル。と言っても駅からは5分程度で、会員料金が1泊4000円で激安だ。しかも、栄養満点とは言えないまでも、食べ放題の朝食付きでもある。幸いに中国人にはまだ知られていないのか、大勢の中国人が大挙して押しかけて来る、ということもなく、ホテルは静かだ。部屋で一休みし、早速北野へ向かう。

午前中にお参りした生田神社の脇を抜けて、北野道に向かう。京都にも北野があって、そこには日本三大天神の北野天満宮が鎮座しているが、ここ神戸の北野は生田神社だ。北野通りは、その神社の横から真っ直ぐ丘の上に向かって伸びている。外国人の好きそうな、高台の丘の上の日当たりの良い住宅地。長崎のグラバー邸やオランダ坂程の急角度の坂道はないが、ダラダラ坂を登って行く。まあ、程度とすれば、横浜山手程の坂道か。

北野は「神戸北野の異人館」、と銘打って、今や神戸を代表する観光スポットの一つだ。特に若い女性に人気が高い。南京町はアジア的中国的異国情緒が味われる場所であり、ここ北野は西欧の洋風文化、雰囲気を味わえる場所だ。神戸は1日で2か所、東洋と西洋、両方に触れることのできる稀有な観光地である。以前、一度来たことがあり、どことなく見覚えのある通りをそぞろ歩き、これから行く予定の、布引の滝に向かった。

          
           < そこここに 北野の館 夏の街 >



如何にも観光客が好みそうなレストランである。
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坂の上の北野本通りにやってきた。
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ああ、この奥が異人館通りだ。
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異人さんが住んでいた住宅は、今でもリニューアルされて使用されている。
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嘗てはどんな人が住んでいたのだろう。ナチスの魔手から逃れて移り住んだ、モロゾフさんなんかもその一人か・・。シゲッテイもそうか・・。
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一軒一軒入り込んで覗いて行ったら、とても1日では足りない。
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