ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスと俳句

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(52・最終)大阪の知人を訪ね帰京する。

大正ロマンの香り残る欧風庭園に別れを告げる。 ここのバラ園も見事に手入れされていた。 惜しむらくは入園者が少ない事。一定の曜日とか日を決めて、入園無料のサービスデイを設け、広く市民に開放すべきだ。 入口近くには大きな亀石が配置されていた。 植…

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(51)須磨離宮公園の汐見台にて。

高台を登った先は広い庭園になっている。木の間に噴水が見える。 ああ、これは見栄えの良い噴水だ。 噴水が空高く噴き上げている。縦列噴水の先の高台に建物がある・・。 ああ、今はガラス張りのレストランになっているが、以前はここに離宮が建っていたのか…

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(50)須磨離宮公園(旧武庫離宮)。

須磨離宮の正面の歩道橋の上から歩いてきた道路を見る。この先の右手に須磨寺があるが、ここからは見えない。 右方向には一の谷に繋がる山並みも見える。 この山懐に須磨寺がある。山は南方系の広葉樹で覆われている。 月曜日にも拘わらず、須磨離宮公園は開…

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(49)須磨離宮(旧武庫離宮)へ。

須磨寺庫裡。芭蕉の句碑はこの庫裡の前にあった。 句碑は以前の俳号「桃青」にちなんでか、桃の木で鬱蒼としていた。・・バナナの木下闇とも思えなくもなかったが・・。 さて庫裡の前からもう一度一の谷の山上を眺め、寺を後にする。 この三重塔もこれで見納…

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(48)須磨寺の句碑・歌碑・文学碑。

敦盛首塚の奥には、この寺の万霊堂と墓地があった。 大きなお寺でお墓も沢山建っていた。 ああ、芭蕉に似た像だが・・。 芭蕉に似ていたが、誰か戦前のお偉いさんだ。芭蕉は墓地にはいないか・・ ああ、ここには連句の句碑がある。 須磨寺は源平合戦にゆかり…

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(47)敦盛首塚と青葉の笛。

三重塔の前には青葉の笛を収蔵した青葉殿などもある。 手前には「五猿」の石仏もある。 シベリア抑留の慰霊碑。後ろの建物が青葉殿。 ああ、五輪の石塔がある。 敦盛首塚の解説板。 ああ、これは敦盛の首塚なのだ・・。 境内の五重塔の向いには青葉殿という…

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(46)須磨寺の腰掛の松。

須磨寺山門の正面に本堂がある。 本堂、内陣を見ることもできる。 ご本尊は聖観音。聖観世音菩薩だ。 本堂は重文指定だ。 本堂の左隣りに大師堂があり、その直ぐ横に腰掛けの松が置いてある。 平家物語は以前断片的に読んだり、何かの書物に引用されているの…

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(45)大本山須磨寺。

大本山須磨寺の参道の両脇には、末寺が建っている。 ここは山門手前の左側に正覚院。ここも又由緒ありそうだ。 放生池に架かる龍華橋を渡る。 須磨寺境内の案内図。腰掛の松はどこだったっけか・・ 前方に騎馬武者像が見える。・・以前は、気が付かなかった…

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(44)須磨にて。

須磨寺駅前の参道。お寺に向かって少し上り坂になっている。 ここへ来たのは何年振りか・・。阪神淡路大震災前だから、もう20年以上も前か・・。 参道の入り口には経塚があって、御堂もある。 古い石碑が立っていて、重衡囚われの松、とある。 案内板があ…

「サウダーデ」モラエスが住んだ町(43)須磨寺へ。

ハーブ園の展望台よりも、帰りのロープウエイの中からの方が夜景が良く見えた。 街が段々近づいてきて、光りの煌めきも強くなる。 ああ、新神戸オリエンタルホテルが目の前に見えてきた。 <ホテルロケット 夏の夜空に 浮かんでる> 100万ドルとは大袈裟…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(42)ハーブ園のライトアップと神戸の夜景。

太陽が沈むと辺りが暗くなり、ライトアップが始まる。 ハーブ園は光の園に変る。 ああ、「光の森」。今年のテーマは「森の中の四季」だ。 ちょっと資料館の中に入って、ハーブテイの製法などを学ぶ。余り、役には立たなかったが・・。 テラス展望台へ行って…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(41)摩耶山の夕焼けとタイ人ツアー客。

夕方にかけて客はどんどん増えて来る。 ハーブ園での夕日とイルミネーション、夜景を見に来ているのだ。 ハーブ園の裏の方へ回ってみよう。 色々な種類のハーブが咲いている。 裏庭は人も少なく静かで良い。 この六甲のほぼ中央に位置する摩耶山の方角が見え…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(40)布引の滝を見て、ハーブ園へ。

高台に立つ新神戸オリエンタルホテルが下になってきた。 ロープウエイはどんどん高見に昇っていく。 ひょいと下を見ると、一条の滝筋が見えるではないか! ああ、布引の滝だ! 間違いない。隣に山道も見える。・・いつか、ここを登ったのだ・・。 途中の中間…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(39)布引ハーブ園へ。

神戸北野の異人館を後に、次は布引の滝へ向かう。 こうした豪華な建物、貿易等で成功した異人さんが住んでいたのだろう。 この通りの先が新神戸だ。今、この下を山陽新幹線が通っている。 ああ、前を歩く団体さん、中国か台湾からのお客さんのようだ。 ああ…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(38)北野界隈。

チェックインした東横イン三ノ宮ホテルの部屋。1泊代金4000円にしては上等だ。 ホテル近くにある神戸中央区役所の高層ビル。 再び三ノ宮、生田神社の前を通り、北野道へ。前方に神戸迎賓館が見える。 中々立派な造りだ。ラテン語で何か書かれている。北…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(37)神戸南京町。

神戸タワーからはセンター街を通り、ホテルに戻ることにした。 その途中、南京町に寄って見る。 中華料理店が軒を並べている。 中国一色、異国情緒たっぷりだ。 人々はあちこちの町からやってきて、観光気分に浸っている。 神戸ポートタワーの展望台で、外の…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(36)神戸ポートタワーからの眺め。

メリケンパークの陸地寄りに、神戸ポートタワーが見える。これから、あのタワーに登ってみよう。 「さまざまの 事思ひ出す 港かな」 神戸ポートタワーの展望台から眺める神戸港。 ああ、川崎重工のドッグも見える。このタワーの下には「カワサキワールド」の…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(35)神戸のメリケンパークにて。

阪神淡路大震災の後、神戸港は綺麗に整備されて、今はメリケンパークとなって海浜公園となっている。 三ノ宮の辺りの街並みも一新されている。 高速道路も全て一新されている。 前方のポートアイランドも見える。神戸空港がある方向だ。便数が少ないのか、飛…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(34)港神戸のメリケン波止場。

今は港は幅広の道路に遮られ、歩道橋を渡って行かなければならない。 高速道路の向こう側に港が見える。 阪神淡路大震災後、メリケン波止場も随分綺麗な公園に整備されている。前方の高層ビルは、立て直しされたホテルオークラだ。 旧メリケン波止場も今は保…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(33)神戸旧居留地。

生田神社の出口付近には、この森(生田の森)についての解説が出ていた。源平、それ以前、それ以後も、幾多の戦場の分岐点になった、とのことである。近年では信長軍と花隈城主荒木村重との戦いもあった。 三ノ宮駅からはガード下の商店街を元町まで向かう。…

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(32)生田の森(生田神社鎮守の森)。

さて、これから生田の森を逍遥する。 生田之森。古来よりここは広大な樹林帯だった。 鬱蒼とした原生林が保存されている。 神戸大空襲で大きな被害を受けた森林も、70年経って、見事に復活している。 鎮座1800年を記念して、2001年、この場所に神…

「サウダーデ」モラエスの住んだ町(31)神戸三ノ宮生田神社。

垂水インターを出た高速バスは、神戸市内の高速道を走行する。 三ノ宮インターで下線し、路上を走るが、ターミナルに到着直前に東横インの看板を見つける。 バスターミナルからホテルに向かう途中、路地の前方に新神戸オリエンタルホテルが見える。 新神戸オ…

「サウダーデ」モラエスの住んだ町(30)明石海峡ひとっ飛び。

鳴門の町はひとっ飛び。 今まさに鳴門海峡を渡っている。 鳴門海峡通過! 海峡の凄い高い場所に橋が作られている。 薄っすらと本州の山も見える。 ああ、淡路島が近づいてきた。 これから淡路島を通過する。 明石海峡を高速バスで渡るのは今日が2回目だ。前…

「サウダーデ」モラエスの愛した町(29)徳島から神戸へ。

眉山下のホテルから徳島駅には、シャトルバスの送迎がある。 8時発神戸行のバスへ乗るべく、7時半にホテルを出る。 東横インともこれでお別れだ。 徳島駅前のバスターミナル。ああ、こんな地方にもサラ金返還の「アジーレ法律事務所」がる。どんな地方にも…

「サウダーデ」モラエスの愛した町(28)1日の終わりに。

新町川の両岸は、綺麗な遊歩道が整備されている。観光遊覧船も出ているようだ。 親水公園のようになっていて、野鳥なども飛来してきている。 何と言う名前の鳥か、人も気にせず、浅瀬を歩き回っている。 その隣ではホームレスが気持ち良さそうに転寝していた…

「サウダーデ」モラエスの愛した町(27)国指定名勝「旧徳島城表御殿庭園」。

旧徳島城表御殿庭園。 この建物が表御殿。 庭園の真ん中には心字池がある。 池の向こう側にビルが顔を出している。都会の中の旧城址だ。 池の反対側には築山も作られている。 人によっては色々と数え方も違うようであるが、一般的に言われている日本三大名園…

「サウダーデ」モラエスの愛した町(26)城山を下りて表御殿へ。

城山への本道はしっかりした石垣で作られていた。古城の趣だ。 二の丸、三の丸と段々に下りてく。 外地引揚者の慰霊碑などもある。四国、徳島からの多くが満洲、外地へ行っていたのか・・。 二の丸跡。ここからは当時の城中の華やかさは今は感じられない。 …

「サウダーデ」モラエスの愛した町(25)徳島城址「城山」からの眺め。

城山、元本丸跡の台地は周囲を樹木に覆われていた。 木の間隠しに徳島市内が見渡せる。 ああ、駅横のNHK徳島放送局のアンテナも見える。 新町の方の中心街だ。 お殿様もこうして城下を眺めていたか・・ 標高61mの城山、徳島城本丸跡からの眺め。台地の…

「サウダーデ」モラエスの愛した町(24)城山(本丸跡)へ。

縄文貝塚の横の沼地では大きな鷺(アオサギ)が悠然と闊歩していた。 その先に城山に登る山道があった。 後で分かったが、ここは裏側からの登城路で、今は原生林として保護している。 山上に近づくと、山道も綺麗に整備されていきた。 この石段を登った先が…

「サウダーデ」モラエスの愛した町(23)徳島城址「城山」へ。

徳島城址は駅の裏側にあり、この跨線橋を渡って向かう。徳島はJR幹線の3線が合流していて、規模の大きな駅だ。 跨線橋を降りた直ぐの場所が徳島中央公園。即ち徳島城址だ。 ああ、松が綺麗に剪定されていて、規模の大きな公園になっている。 これは梅林だ…