ちゃおチャオブログ

日々の連続

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(39)布引ハーブ園へ。

神戸北野の異人館を後に、次は布引の滝へ向かう。
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こうした豪華な建物、貿易等で成功した異人さんが住んでいたのだろう。
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この通りの先が新神戸だ。今、この下を山陽新幹線が通っている。
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ああ、前を歩く団体さん、中国か台湾からのお客さんのようだ。
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ああ、前方に新神戸オリエンタルホテルが見えてきた。
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布引の滝は新神戸オリエンタルホテルの直ぐ裏の山道を登ったところにあり、今いるこの北野異人館からはそれ程遠くない。北野の通りを一渡り歩き、次に新神戸オリエンタルホテルの方向に向かって歩く。目の前を中国か台湾からやってきたツアー客が歩いている。北野異人館の観光を終え、次に布引まで行くようだ。あんな山中の滝まで見に行くとは、随分と凝ったツアーだ。日本の自然を楽しみにきたのだろうか・・。

彼等の後を付いて歩いて行くと、そこは整備された遊歩道になっていて、以前来た山道とは異なっている。しかもいつの間にか新神戸の上の方まで来ていて、ホテルが右下に見える。そのまま歩いて行くと、ロープウエイの乗り場にやってきた。布引にはもう20年以上も来ていない。その間にこうしたロープウエイが出来て、お客を簡単に山上まで運んでくれるのだ。案内を見ると、ここは「神戸布引ハーブ園」となっていて、このロープウエイは山頂のハーブ園とを結んでいる。今日ここへ来た目的は、布引の滝を見る積りだったが、まあ、良いや、このロープウエイに乗って一気に山頂まで行って、帰りに下山方々滝を見れば良いだろう。以前の山道はしっかり整備されていた。今も変わらないだろう。

ロープウエイは丁度シンガポールのメントーサにあるような4人乗りの小さなサイズのもので、待つことも無くひっきりなしに回転してやってくる。造りも構造もメントーサにそっくりだ。今は恋人同士とか、小人数の家族連れが多く、こうした4人乗りの小さな箱が主流になっているのだろう。

発車するとグングン高度を上げ、神戸の市街がドンドン下に行く。先刻まで目の前に見えていた巨大なホテルも今は眼下の遠景の一つでしかない。目の下を凝らして眺め、布引の滝を探したが、ロープウエイのスピードが速いのか、このハープ園の建設に伴って周辺の地形が変わったのか、一条の滝を見ることはできなかった。以前登った山道も今はコンクリートのカート道になっていて、滝を見にくるにしても、今では電動自動車でも来られるようだ。20年の歳月、変われば変わるものだ。モラエスがここへやって来た100年以上前と比べたら、ここから眺める神戸の街並みも様変わりに変わっているだろう。


         < 布引の 滝も幻影 ハーブ園 >



この中国人のお客さんも又布引を見に行くのだろうか・・
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と思いきや、山頂へ行くロープウエイ駅に出て来た。
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これからロープウエイに乗って山頂の「ハーブ園」へ行くことにした。
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布引の滝を探したが、どうも良く分からない。
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神戸市街地がどんどん下に行く。
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