ちゃおチャオブログ

日々の連続

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(37)神戸南京町。

神戸タワーからはセンター街を通り、ホテルに戻ることにした。
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その途中、南京町に寄って見る。
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中華料理店が軒を並べている。
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中国一色、異国情緒たっぷりだ。
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人々はあちこちの町からやってきて、観光気分に浸っている。
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神戸ポートタワーの展望台で、外の景色を眺めながら一休みし、一旦ホテルに戻ることにする。チェックインは3時からなので、これからゆっくり戻れば部屋に入ることもできるだろう。先刻は元町駅から旧居留地を横切ってメリケンパークまで出たが、今度は中華街を通って戻ることにしよう。長崎横浜と並ぶ南京町、どちらも似たような感じの中華街で、異国情緒はたっぷりだ。

ポートタワーからは真っ直ぐ北に向かって5-6分歩くと、前方にJR高架線が走っていて、その高架線の手前を右に入ったところが、南京町だ。長崎、横浜は中華街と呼ばれていて、ここ神戸だけが「南京町」と呼ばれている経緯は知らない。それに又何故「北京町」や「上海街」ではなく「南京」と呼ばれている理由も不明だ。この町には南京からの移住者が特別に多かったのか・・。

街は殆ど中国一色だ。それを売りにしているから、猶更中国風がけばけばしい。通りには中華料理店が軒を並べ、京都大阪辺りからも美味しい中華料理を食べにここまでやってくるのだろう。先刻お昼を食べたばかりで、お腹は空いていないが、暑さの中、照り返しの歩道を歩いてきて喉も乾き、かき氷屋に並んでいるお客の後ろに並び、当方も所望した。こんなうだるような暑さの中でも、親子連れとか恋人同士、異国情緒に引かれ、この街にやってきているのだ。通りには大勢の観光客が屯していた。


        < 銅鑼の音に 誘われそぞろ 南京街 >


処で今朝(11月12日)の朝日朝刊に徳島眉山の万年山墓所が写真付きで、1頁大の記事が出ていた。その記事によれば、現在全国にある大名墓地の研究が進んでいて、先月宇和島で第7回大名墓研究会が開かれ、100名以上の市民、研究者が四国地方の大名墓について議論を交わしたとのことである。研究会の代表は中井均さんという滋賀県立大学の先生。教授によれば全国に600か所以上の墓所があり、内20数か所が国の史跡になっていると言う。

この万年山墓所は2002年に墓所の一部18万㎡を徳島市が買い取り、国の補助金を含め、1.6億円かけて、50基ある内の35基の整備を済ませているとのことである。8月にこの墓所を訪ねた時、何か新しいイメージを持ったが、こうした形で修復整備されていたのだ。過去の遺物、大事にして後世に残すのは、良い事だ。



「銅鑼の音に 誘われそぞろ 南京街」
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折角の南京街だが、先刻お昼を食べたばかりで、お腹が空いていない。
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親子連れがかき氷屋にならんでいる。当方もこれなら入るか・・。
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久しぶりに食べたかき氷。暑かったので、喉に気持ち良かった。
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さて、一旦ホテルに戻ろう。
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