ちゃおチャオブログ

日々の連続

湯河原の1日(13)「しとどの窟」へ。

奥湯河原のバス停を過ぎると、直ぐにも山道に入る。
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今日は霧雨模様の空で、司会は不良だ。辛うじて奥湯河原の集落を見ることができた。
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ホテルを出て約1時間、城山への登山道入り口に出る。
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この天気では登山道を歩くことも出来ず、そのまま車道を歩き続けることにした。
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いつまで歩いても山また山。「しとど」がこんなに遠方とは全くの想像外だった。
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朝食前に朝風呂を浴び、昨日の二日酔いも温泉でやや緩和され、朝食もしっかりお腹に収め、今日の予定は「しとどの窟屋」を訪ねることにした。関西グループは今日半日湯河原観光に当て、熱海で昼食後それぞれの自宅へ帰宅するようだ。他の東京グループはしばらくゆっくりし、それぞれ帰京する予定だ。当方食事を終え、バス停に向かったが、しとどの窟へ行くには箱根行のバスに乗らなければならない。時刻表を見ると1日に3便程度の本数しか出ていなくて、朝の始発は10時半。今はまだ8時過ぎで、2時間も温泉に浸かっていたら、干上がってしまうだろう。こうなったら歩いて行くしかない。午前中、こんな所でグズグズはできない。

箱根に向かうバス通りは、先の山頂の方で小田原ターンパイクとぶつかっていて、そこには100mを越える大観山があるのだが、国立公園の中の観光道路だけあって、車道もよく整備されている。が、交通量は至って少ない。時間が早いせいもあるかも知れないが、歩き始めて1時間ほど、上る車も箱根方面から下ってくる車もない。お陰で排気ガスに悩まさられることもなく、霧雨模様の奥山を気持ちよく歩くことができた。

標高に上がっていくに連れ、眼下の視界も開けてきて、奥湯河原の集落も見えるようになる。本来は相模灘も見えると思われるのだが、厚い雨雲に遮られ、海は見えない。上り坂の道、二日酔いのアルコールもまだ体内に残っていて、約3キロの道のり、1時間ほどかけて城山への分岐点に出る。今日は本来城山から登るつもりでいたのだが、天気も不順で霧雨混じり、歩いている途中も手持ち傘を差す位で、こんな状態で山道などとても歩けない。分岐から城山までは800m。天気が良ければ当然山に入るのだが、諦めて車道を歩き続ける。

山を切り開いて建設された道路だけあって、道路は大きく蛇行し、Uターンしていて、中々「しとど」には到着しない。その内後から来たバスにも追い抜かれてしまった。こんな山の中の車道を歩く人もいないに違いない。やや車の往来も増えてきて、中にはスピードを落として、当方の様子や動向を窺うような車もあって、当方も乗せてくれるのかと期待を抱いたりしたが、車はスピードを落としただけで停車もせず、そのまま走り去っていった。ホテルから歩いて2時間半、距離にして8キロ、漸く「しとどの窟」前の展望台に到着した。



今日は1日曇り空、時々の霧雨で、山歩きには残念だ。
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今日は1日曇り空、時々の霧雨で、山歩きには残念だ。
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ああ、奥湯河原の集落もチラっと見えた。
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ホテルから2時間半、役8キロ、漸く「しとど」の入り口に到着した。
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麓から「しとど」までがこんな長い距離だったとは! 全くの予想外だった。
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