ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(50)再びの圓明新園へ。

マカオカジノツアーは人気のコースだ。これはベネチアンホテル宿泊の8万円コース案内。
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今朝は珠海から広州に向かうが、ホテル横の早食い店で済ますことにする。
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料理名を中国語で言えないので、隣で食べている人のどんぶりを差してお願いする。
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昨日と同じようなお粥の朝食だ。
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さて今日は朝の時間を利用して公園内の小山に登ってみよう。・・ああ、遊歩道が綺麗に清掃されている。すがすがしい。
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昨夜はカメラの電池切れで、折角の珠海ー澳門ナイトクルーズの夜景をカメラに収めることができなかった。夜景は昼間見たマカオ新市街、タイパ、コタイの高層ホテルカジノの七色八色に縁どられた、それはそれはおとぎ話の世界にでも出てきそうな感動的なイルミネーションだった。カンボジアやインドでカメラを盗られた時にも思ったが、ここ珠海にも、この夜景を見るためにもう一度来たいと思った。ナイトクルーズのフェリー乗り場からホテルに戻るバスの中で、切にそう思った。

処でこの辺り、香港マカオ周辺は中国語の中でも南方海洋語を使っていて、標準語の北京官話とは違った発音や文字を使用している。香港にしても北京語では「シャングアン」であるが、南方語では「ホンコン」となる。マカオを漢字で「澳門」と表記するのは以前から知っていたが、この発音自体が南方系で「角」を「カウ」と発音するのだ。マカオ新開発区、タイパ、コタイには当方初めて訪問したが、ここの漢字表記には初めて目にする文字で、最初はどう読むかもわからなかった。ちなみに「タイパ」は「?仔」と書き、「コタイ」は「路?城」と表記する。日本語には無い文字だが、昨日香港からマカオへフェリーでやってきたが、そのフェリー「金光飛航」はコタイ海運により運航されている。昨日マカオ市内で見た「六福寶飾」店や呉越同舟呉服店、などなど、呉語、南方語、或いはCatai,Cathey等々考えながら、夜の暗いバスの中で想像を巡らしながらホテルに帰館した。


さて今日はこれから広州へ行く日である。珠海から広州までは高速バスで2-3時間。午前中出れば、昼過ぎには広州に着くだろう。広州へ行くと言っても見るところは限られている。黄埔軍官学校跡さえ見れれば、後は街をぶらぶら歩くだけだ。急いで広州へ行く必要もない。そこで今朝は、昨日来気になっていた圓明新園の中にある小山に登ることにしよう。昨日マカオタワーに上らずに、高い場所からのマカオ一望が出来なかったので、今日はこの山に登って珠海を一望してみよう。時間は2時間も取れば十分だろう。それから広州に出発しても、全く余裕の時間配分だ。

今朝も又昨日来たホテル横の食堂で朝食を取る。中国語で「早餐」、ちゃんとしたレストランではなく、お手軽食堂、英語で言えば「Fast Food」、日本語では立ち食い店か・・、ホテル近辺ではここしかないのだ。通りに面していて、中国人客も朝早くからやってきて、さっさとお粥ご飯、日本で言えばどんぶり飯のようなものだが、それを掻き込み、入れ替わり立ち代わり、立ち去って行く。当方も空いたテーブル席にさっと腰かけ、言葉が通じないので、隣の人が食べているどんぶりを指さし、同じ物を注文する。出てくるものはお粥に違いないから、どんなものが出てきても50歩100歩だ。で、今朝も美味しくお粥ご飯を食べて、公園に向かう。

公園内の遊歩道は相変わらず綺麗に掃き清められていて、昨日あれ程大勢の観客が遊びにやってきた公園とは思えない清潔さだ。時間帯が昨日よりも少し遅いせいか、散歩やウオーキングしている人の数は多い。が、多くの人は道路の両端を歩き、慎み深いというか、おしとやかだ。この街の人々の特徴なのか、それとも少しは進化した中国人全体のマナー向上なのか・・。
又昨日歩いた狗不理の店の前を通り、野外劇場を通り過ぎ、小山の登山口にやってきた。さて、どこまで登れるか・・。



遊歩道にはこうした像が10体以上置かれている。昨日は楊貴妃像を撮影したが、今日は中国人の好きな関帝像を撮っておく。
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昨日の狗不理の肉まん店では、朝早くから仕込みの作業をしていた。帰りに買ってみよう。
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野外劇場の横の巨岩の下は、所謂、日本で言えば「胎内潜り」のような通り抜けになっていた。
これは岸壁をくり抜いた公衆便所。
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ここはトイレ出口。胎内潜りではないが・・
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山頂に向かうケーブルカーも見える。
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が、ケーブルはまだ稼動していない。運行は8時半からだ。
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