ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(71)早朝の寺院(光孝禅寺)。

朝食を食べ、ホテルに戻って行くと、お寺(光孝寺)の門が開いていて、朝早くに参詣者が訪れている。
イメージ 1



当方も朝のお寺がどんなものか。一緒について、中に入って行く。
イメージ 2



まだ朝早く、参詣者はそれ程多くは無いが・・
イメージ 3



ああ、境内には鐘堂もある。いや、こちらは鼓堂かも知れないが・・。
イメージ 4



光孝寺。全景図。広い境内だ。
イメージ 5



奥の方の本堂は昨日見ているので、今日はオミットして、ここでUターンしよう。
イメージ 6




お粥の朝食を終え、ホテルに向かって通りを歩いて行くと、正面の寺、光孝禅寺は既に開門され、何人かの参詣客が寺院内に吸い込まれていく。朝早くからのお参り。宗教心の深い、熱心な人々だ。今日は充分時間もあり、自分も人々の歩みに連れられて、境内に入る。昨日は午後の日昼で、沢山のお参り客がいたが、今朝はまだ時間も早く、森厳な雰囲気が漂っている。

境内には確かに鐘堂はある。だが、ついぞ鐘の音を聞くことは無かった。鐘堂が単なる飾りとも思えないが、鐘撞きには一定のルールがあるのかも知れない。昨日はずっと奥の方まで周り、この寺に5度目の渡海に失敗した鑑真和上が一時滞在したことの足跡も確認したが、今朝は再びそこまで行くことはなく、中堂の辺りで引き返すことにした。中国風山門の前は広い前庭になっていて、その出入り口付近には乞食のような人もいる。中国では余り見かけないが、最近はぼつぼつ見かけるようになった。貧乏人がいない訳ではないので、路上に乞食がいても不思議ではないが、最近目立つようになったのは、それだけ行政の取り締まりが緩くなった、逆に言えば人々の自由の範囲が広がった、とも言えるだろう。それにしても身なりはそれ程みすぼらしくなく、実際に乞食なのか、何か、宗教上のアピールなのかは、定かに分からなかったが・・。

一旦部屋に戻り、身支度でもないが、ショルダーを肩に街に出る。朝食前と比べ、通りも賑わいを増してきて、シャッターが上がっている店も増えてきた。中国人は一概に働き者だ。朝、早くから働き出し、9時10時までは平気で働く。尤も日本でもコンビニのオーナー店主などは、利益確保のために早朝から深夜まで追いまくられているのが実態だが・・。そんな今日1日が動き出した通りを見ながら3-4分歩くと地下鉄駅に出る。地下鉄マップによれば、そこは2号線の「西門口」だ。多分この光孝寺の西門方向に当たるのだろう。周辺には大きなビルが見え、繁華街に近いようだ。



お寺の前の通り。ぼちぼち参詣者がやってきている。
イメージ 7



車いすでやってくる人もいる。右側の人は乞食か??
イメージ 8



この人もホームレスのようだが・・。
イメージ 9



一旦ホテルの部屋に戻り、身支度する。その間、先日マカオで買った切手の写真を撮っておく。
イメージ 10



通りも大分人が増えてきた。
イメージ 11



食堂ももうあちこちで開いている。
イメージ 12



ああ、タニシだ。今晩これを食べよう。
イメージ 13