ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.9.(日・小雨)終日「アルカトラズ」。

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昨日に続き、今日も朝から小雨。週末二日続きの雨で、花見客にはがっかりだ。雨の中を強行しても面白くないので、キャンセルした人も多いだろう。花見の時期の仏間の雨は、経済指標からすると、小売り売上にかなり影響するだろう。対前年、売り上げ減か・・。今は天候保険も売られているので、保険加入の小売店は、保険でカバーされるが・・。
夏が暑く、冬が寒く、春秋好天が経済の循環にとっては一番良いのだが・・。

朝から雨で、昨夜の続き、島田荘司の「アルカトラズ」を朝から読む。昨夜、前半までの特に「重力論文」が面白かったが、後半、「アルカトラズ」に入ってから、面白みが半減。空想物語になってしまった。後の索引を見ると、この本は2012年6月~10月までオール読物に連載されたものを一まとめにしているが、連載のつきもので、長引かせるために余分な構成をしていたように思える。
前半大章「意味不明の猟奇」ま島田サスペンスらしい怖さがあり、第2章の「重力・・」は全く学者の筆致で、これを島田自身が考え、小説にしたとは思えない学術論文だが、実に面白かった。多分、誰かの論文をそのまま転記したような内容だった。
ここで終わりにして、後は、要領よくまとめればよかったのだが、ハルキと同じように、全体を長引かせるために、蛇足的な第4章、5章を継ぎ足した。少し、もったいない。

夜はテレビ、警部補「碓氷弘一」、始めて見る俳優だが、中々面白い。相武紗季、中々頭の良いプロファイラーをやっていた。連載になったら、次も見よう。日曜日はどの道、直虎以外に見たい番組もないのだから。


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