ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(145)パンプローナまでの車窓風景。

高速道路と違って、電車から眺めるマドリード郊外は、ほんの僅かな時間で、去って行く。
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10分も走るともう赤土の原野に変る。
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ここは収穫した後の畑地か・・
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時々は果樹園、集落も見える。
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小さな集落だ。
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マドリード7時35分発のスペイン版新幹線Renfeは10時38分にパンプローナ到着予定だ。約3時間の電車の旅。できるだけ外の景色を眺めて行こう。電車は7-8割の乗車率で、座席を自由に移動できない難はあるが、それでも自分の座席から見える範囲の景色でも興味を惹く風景もあるだろう。何分、初めて来る土地だから、見るものすべてが新鮮に映る筈だ。

マドリードの郊外は東京と比べたら、ほんの一瞬で尽きてしまう。東京からだと、横浜ー藤沢と、どこまで行っても街並みは絶えないが、ここマドリードでは10分も走らない内に、もう荒涼とした原野を走る。コンパクトシティで、街はシウダード、市域の中に閉じ込められている感じだ。荒野の先にちょっとした家並が見えるが、それは郊外というよりかは、サテライトシティと言うものだろう。

大半は赤土の原野なのだが、時々は耕作地、果樹園なども見える。ただそれは所々で、日本で見られるような全体が緑に覆われた田んぼや畑が続いている、というものではない。国民が怠慢なのか、農作に適した土壌でないのかは、自分には分からないが、灌漑目的と思われる運河や小河川も見られるが、それ等の水運が効果的に利用されているとは思えない。いずれにしても、農作不適地域なのだろう。

小高い丘の上には、沢山の風力発電の羽根が建っている。現代版の風車だ。嘗ての農業主体の経済から、急速に工業化を目指しているのだろう。尤も、これ等風力発電事業は、中国が裏で動かしているのかも知れないが・・。電車はもう半分以上は進んだはずだが、赤茶けた荒野の連続、時々の農作地、それに、少しのクリークにこの現代版風車。特別目を惹き、焼き付くような光景は見られなかった。



所々、運河、クリークのようなものも見える。
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小高い丘の上には沢山の電力風車が並んでいる。
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ああ、何かの工場のようだ。珍しい。
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かなり大きな川か運河も通っている。川とすればドエロ川か・・
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ああ、ここは緑のケールの畑か・・
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