ナ・リーグ最終戦、ドジャーズ対メッツ。5万人の観客を集め、ホームグラウンド出野6戦目が行われた。ドジャーズ大谷からは出なかったが、他の選手からの複数のホームランで快勝。リーグ優勝を決めた。今度の土曜日、ア・リーグ優勝のNYジャイアンツとの最終決戦。ドジャーズ・ヤンキースは40年ぶりの対決になるそうだ。
その次の週、11月第2火曜日はスーパーチューズデー。大統領決選の日だ。MLBも大統領も、間近に控えているが、どちらが勝つとは専門家でも予測できない。実力拮抗、世紀の対決になることは間違いない。そんな中で、唯一言えることは、大谷からの特大のホームランが飛び出し、米国中の国民を驚かせることだろう。願わくば、ドジャーズワールドチャンピオンになり、大谷がMVPの栄冠を得ることだ。
30年間日本が経済沈滞で全く前進が無かった間、世界の国々は経済も文化も花開き、ここドジャーズスタジアムで行われるヤンキース戦、一番高い席で約3.5万ドル、日本円に直して、約500万円! 世界の物価、米国の物価はもうここまで跳ね上がっている。日本で一番高い座席は、多分北広島のエスコーフィールドで、30万円程度。米国の何と10分の1にもならない。世界の流れからドンドン置いてきぼりを食っている日本の実情。これでは日本人は海外旅行に行くことも出来ないし、金持ちの中国人を受け入れる一方の貧しい国になっている。今や日本にやって来る観光客の一番は中国人だ。金持ち日本は遠い話になってしまった。
貧乏の縮図。今日葛飾の民家で3人の白骨死体が発見された。この家に住む70代の母親と60代の妹、40代の息子。死後相当日数が経っていて、3人とも白骨化していた。今日のニュース速報で、この家族に他に親族がいたのかどうなのかは分からない。区役所との連携、周りの住人との関係も希薄だったのだ。新聞も取っていなかったのだろう。
死因が餓死なのか自殺なのか、まだニュースでは明らかにされていない。不幸な家族だ。3人がつつましく生き、誰を頼らず、静かに死んで行った。貧しい日本の現状。いつの間にか、日本がこんな国になってしまった。