ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(34)大晦日の朝、カレン難民集落へ。

今日はこれから約200キロ離れた北の町メーサリアンまで行くので、早目にホテルを出て、バスターミナルへ行く。
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まだ夜明け前のメーソッドのバスターミナル。
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メーソッドを出て間もなく、東の空が明るくなってきた。
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メーソッドを出て30分以上、郊外の街並みが続く。
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東の空に漸く太陽が顔を出してきた。
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丁度その頃、道路も山間に差し掛かる。
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Tak-Myawadee間の国境を通り、ヤンゴンまでバスで行く予定が、ミャンマー国内の陸上通過は不可とのことで、昨日はミャワデーの半日観光だけで午後はメーソッドへ引き返したが、これからの旅程、方向を練り直した結果、今更またバンコクへ戻るのも能がなく、然れば、今までまだ行ったことのないメ―ホーソン、パーイ等のタイ最北部を回ってみようと、今朝は早めに起きて、早朝のバスターミナルへ向かった。

3年前の丁度1日前の今日、このバスターミナルからメーサリアンまで行ったが、このターミナルは3年前と変わらない。あの時はメーサリアンまで直行のソンテウで行ったが、今日は直行便はないとのこと。大晦日だからだろうか・・。しかし途中で乗り継いで行けるとのこと。兎も角行けるところまで行くことにする。どの道ソンテウは北に向かって走るのだから、乗れば乗るだけメーサリアンに近づくだろう。

まだ暗い内から出発したソンテウはメーソッド郊外の平原を北に向けした走る。左手にはメナムモエの大河が流れている筈だが、平原の先で川までは見えない。町を出て30分もすると右手から朝日が上がってきて、同時に平野部からやや山間部に差し掛かる。山間部と言っても険しい山合いの道路という訳ではなく、遠方に山が見えて、道路がやや隆起してきた、という程度。

小1時間も走ると左手に貧しいナッパ屋根の小屋が見えてきた。カレン族(กะเหรี่ยง)の難民集落だ。3年前ここを通っているので、記憶は鮮明だ。貧しい集落は3年前と変わらない。ミャンマー国内の戦乱から逃れ、タイに逃げてきたカレン族約3万人が居住している部落。先日この中の数人が難民認定を受けて日本に移住してきた、とニュースで見たが、3万人以上いる中での僅かに5-6人。焼け石に水だ。効果のほどは全くなく、例のごとく日本政府の世間体を見計らってのお茶濁しに過ぎないのだろう。

この集落の中程まで来た時、ソンテウの運転手はここで下りろ、という。えー、まだ走り始めて1時間も経っていないではないか。この先メーサリアンまでは3時間以上もかかる。一体次のソンテウが来るのか来ないのか・・。少し心配になったが、イザとなればこの難民部落のどこかに泊めてもらえば良いや。と開き直って、次に来るソンテウを待つ。
 
 
 
 
間も無くカレン族の難民集落だ。
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カレン族の集落が見えてきた。
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朝もやの中に貧しげな小屋が並んでる。
 
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人々はここに収容されて、もう何年になるだろうか・・。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
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夢や希望があっても無くても、人々はここで生活し続けなければならない。
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集落の中程でソンテウから降ろされた。ソンテウはこれから本道を離れ、脇道の田舎の集落に向かうらしい。
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