ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.2.(日・雨)東図書館。

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雨の日曜日。時々晴れ間も見せたりするが、強い雨が降ったり、雷も鳴ったりする。山さんと予定していた山もプールもこれでは行けない。
 
午後は東センター。晴耕雨読ではないが、雨の日曜日には丁度良い。
山と渓谷社新田次郎」、船戸与一「夜来香海峡」、北一策「達磨文書」、の3冊を借りる。
雨でどこも出かけられないので、自宅に帰り早速読書。新田次郎、好きな作家で、山のものは大概読んでいるが、今改めて年譜を見ると、1980年、67歳で心筋梗塞で急死している。今から32年前。今の自分よりも1歳だけ年長だ。
思い出に残る作品は矢張り最初の「強力伝」。あの白馬の大雪渓を登る情景が凄まじい。自分も大分以前に白馬を登ったが、終始強力伝の情景を思い出していた。
太郎、次郎、三郎が皆死んで、久しい。日本の文学界の情景も随分と変わってきている。最近では余り読む気もしなくなったが・・。息子さんの藤原正彦氏「品格ある日本」、は機会があれば読んでみたいが・・。以前いつか読んだ気もするが・・。
 
他の2冊は偶然手にした本で、内容は小説仕立てだが、青幋についての記述が目を引いた。青幋は遠く、達磨大師を祖にし、今の日本では第23代、24代、位に継承されている、中国欧米などでは25代、26代位まで下がっているそうだ。いずれにしても墨子の思想を継承するものとして、面白い読み物だ。夜は少し熱中する。
 
 
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