ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(62)パーイの街歩きで覚えるタイ語。

イサーン地方の町へ行くと、この「Kangzen Kenko」の看板を良く見かける。「完全健康」の意味だが、日本の会社ではない。
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カレン族をモデルにしたこの広告は何の意味だろう。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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「ทุยปาย」(トゥイパーイ)、これも水牛なのかオモチャなのか、はたまた別の意味なのか、迷う言葉だ。
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これは先に英語が書いてあるから簡単に理解できました! 
 
 
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「ไม่มี」(マイミー)、「無いよ!」、これも面白い表現ですね。
 
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タイ語の表現は日本語と似たところがあり、先刻の「สี่แยก(シーエーク)」など、日本語そっくりの表現で「四つ角」。日本語は今では英語の「Intersection」の影響を受け「交差点」などと気取って表現しているが、昔は「四つ辻、又は四つ角」と呼んでいた。さて、これからバスセンターに向かって、ゆっくり戻って行くが、こうしたタイ語の面白い表現を勉強しながら歩くのも楽しいものだ。

先ず目に付いたのが「Kangzen Kenko」。漢字で書けば「完全健康」。この看板はバンコクでは余り目にしないが、イサーン地方では時々見かけることがある。以前アランの町でこの看板を見て、興味を持った。健康食品を販売する会社で、日本語のような名前だが日本の会社ではなく、純粋なタイの会社。タイ語では「บริษัท คังเซน-เคนโก」(ボリサット・カンゼンケンコー)と書く。

首長のカレン族の絵の中に「ฟอเก๊ะ มีโน๊ะ」と書いてある。 初めて見る単語で、一体何を意味しているのか分からない。その隣には 漫画のような看板で「 ทุยปาย」(トゥイパーイ)とある。これは「パーイの水牛」の宣伝。或いは「トイパーイ」かも知れない。タイ語は日本語と同じように、英語をそのままタイ文字に置き換えて、タイ風な発音で表現することもあるが、「トイ」とすると、オモチャのこと。「パーイのおもちゃ」になる。

更に更に、まだまだあります。英語で「NO PARK FOR CUSTOMER ONLY」と書いてるその下に「ที่จอดรถ เฉพาะลูกค้า  เท่านั้นจ้ะ」(ティーチョートロト チャポ ルークカー タオナンジャ)とある。「この駐車場はお客専用だけなんじゃ」と言う意味で、最後の「จ้ะ」は正にイサーン方言で、バンコク語の「ค่ะ」に該当する。ここで面白いには「駐車場」という単語で、タイ語では「ที่จอดรถ」と書く。これは直訳すると「車を駐める場所」という意味で、日本語の「駐車場」と全く同じ。英語の「Park」は「休むとか、駐留、公園」などの意味であるが、この点、タイ語と日本語の用法はそっくり。

次の看板は又面白い。「ไม่มี」(マイミー)、「何も無い!」とあるから、何が無いかと思って下を読むと、「เศษ ตังค์ /แบ๊งค์ ย่อย」(セットタン/ベンヨーイ)、直訳すれば、「小銭は尽きて、札も少ない」、だから「ให้แลก」(ハイレーク)、「両替」は出来ないんですよ、と。

その他歩いていて、時間が何時間あっても足りなくなるような表現の看板があちこちに掲げられている。実際に歩いていても楽しい町だ。
 
 
 
 
これはシートベルトの広告です。直訳すると「車を運転する時はいつでも、『忘れるな!』『危険を防止する為に安全ベルトを締めなさい!』。
ここでは「จ๊ะ」(ジャ)と「ค่ะ 」(カ)が仲良く並べて使われている。
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駐車禁止の看板は万国共通ですね。
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「ใส่หมวก」(サイムアック)、「ヘルメットを被りなさい!」。
「ก่อนสตาร์ต」(ゴーンサタート)。この「สตาร์ต」は英語の「スタート」の転用。だから「スタート前にヘルメット着用」とのことですね。
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これは又何の意味でしょう。
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こうした難しい標語もあるが、下に英語が出ているので、分かり易い。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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禁煙志向も高いですね。
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パーイは全く安全思想の高い街だ。 「これからも旅行は安全に!」とうたっている。「Bon Voyage!」みたいな意味ですね。
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