ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(58)パーイ(ปาย)の温泉。

パーイ川を渡って20-30分、鄙びた温泉場に着く。
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お客も従業員も誰もいないような温泉だ。
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タイ語と英語で「Spa Exotic Home」と看板が出ている。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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その前で記念の写真を撮る。
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従業員に20B支払、タオルを受け取って、温泉場に行く。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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6-7年前、最初にタイに来た時、タイは火山国ではないので、温泉などは無いだろう、と思っていたが、数年前チェンマイ郊外のサンカムペーンにリゾート風の公営温泉などがあり、その近くには又「温泉」と漢字のPR看板を出している民間の施設もあって、タイで初めて温泉に入ることができた。

火山がないのにどうして温泉が湧き出るのか不思議であったが、サンカムペーンは周囲が山に囲まれ、昨日行ったメ―ホンソンでも泥湯は山の中にあり、今日来たパーイの温泉も、山の付近にあった。いや、このパーイ自体が相当高い山の中に開けた町に違いない。従ってタイの山は日本の山のような活火山ではないが、地層の下のほうではマグマが燃えたぎっているのかも知れない。

大通りのバスターミナルの前に屯していたバイクタクシーの一人に、温泉までの値段交渉をし、往復50Bで乗せて行ってもらうことにした。町の直ぐ横を大きなパーイ川が流れていて、古めかしい橋を渡るともう片側が山間で、川に面した側は広々とした平原が続いている。全くの郊外の景色だ。

半分ぼこぼこのあるような道路を30分程走ると目指す温泉場にやってきた。今まで平原の道を走って来たが、ここへ来ると人家が数軒見えだした。施設に入ると閑散としている。従業員の姿も見えない。運転手が建物の奥の方へ行って、従業員を探している。出てきた女性従業員は眠そうな目をしていて、けだるそうな応対をする.当方、今温泉に入れるか、と聞くと、20Bだと言う。20Bを払うと、タオルを貸してくれて、温泉は向うだと指差した。

母屋の施設から100m程離れた浴場へ行くと、コの字の形をした狭いプールのようなものがある。水に手を入れると確かに暖かい。熱いほどではないが、丁度良い湯加減だ。早速裸になってそのプール温泉に入ることにする。お客は誰もいない。あちこちで小鳥のさえずりが聞こえるだけだ。昨日の賑やかな泥湯温泉とは全く違った鄙びた雰囲気だ。こういう自然のままが良い。まだ午前中だから客が誰もいないのかも知れないが、しかしこんなで良く潰れないものだと却って感心する。

一人でお湯に漬かっていても、案外長湯はできないもので、そのコの字を端から端まで泳ぎ、10分かそこらで上がってしまう。プールの中央付近で1-2カ所、熱いお湯が噴出していたが、そのお湯自体はプールの端から掛け流しになっていたので、天然温泉であることは間違いない。これでタイで3カ所の温泉に入った。タイに何カ所の温泉場があるか知らないが、旅行者で3カ所も入ったことのある人はそれ程いないだろう。良い記念になった。
 
 
 
 
丁度コの字をしたような細長いプールのような温泉だ。
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湯加減を見るバイクタクシーの運転手。
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10分程お湯に漬かり、さっぱりして上がる。
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施設の近くには観光用の象の乗り場などもあった。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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その近くに広々と広がる荒野。
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 何の食物だろう。カレー粉かスパイシーか・・
 
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