ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南10都市巡りの旅(17)烏鎮観光。

運河の反対側の通路を歩く他の団体客。
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この町には大きな薬局などもあった。昔の薬局。
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薬入れの壺と引き出しが並んでいる。
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こうした古い漢字は学者以外にはもう誰も読めなくなっているだろう。
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狭い通りを歩く同行者の一人。メキシコ帰り。
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「福」の字が逆さに飾られているところが面白い。
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江南地方の浙江省江蘇省は昔から「両江」と言われている土地で、揚子江から引いた水を利用して運河、クリークが発達し、稲作等が盛んで、広大なデルタ地帯となっている。南船北馬と言われるように運河を利用しての水運も発達していて、この地帯には昔から幾つもの水の商都が出来ていた。

烏鎮はそうした水都の一つで、上海を起点にする1日観光では、必ず組み入れられている古都の一つである。運河に沿った石畳の通路を歩くと、その思いが深まる。清の時代、まだ車も無く、陸上の通運は大八か荷駄、荷馬車に限られていた頃、水運による資材や商品の運搬と集積は、この町を富ませ、人々を豊かにし、生活に余裕ができ、お酒の一大消費地になると同時に生産地にもなった。

今でも残る醸造跡。跡と言ったら失礼になる。今でも老酒を醸造し、ここから全国へ出荷しているのだから、単に観光名所として保存されているのでなく、実利の営業として運営されている。お酒は日本でも冬場の作業。夏の今は醸造工場もガランとしていて、空の土壺が幾つも並んでいるだけの光景だが、仕込み時期にやってきたら、その賑わいは如何ばかりか・・。土間から立ち上るほのかな酒の香りに、最盛期の賑わいを想像した。
 
 
 
 
 旧正、春節を祝った時の飾りがそのままかかっている。いずれも清時代からの習わし。
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この木工なども昔は相当なものだったろう。
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狭い路地を更に進んで行く。
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町の真ん中に大きな醸造工場があった。
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素焼きの壺が沢山並んでいる。
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今は皆空だが、最盛期にはすごいお酒の匂いで充満しているだろう。
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