ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南10都市巡りの旅(18)烏鎮の藍染工房。

お酒の仕込みが終わると、ここで新年の餅つきが行われる。大きな石臼が置いてあった。
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次に向かったのは藍染工房。
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藍染の幕が吊り下げられ風に揺れている。壮観だ。
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工房内ショップにはいろいろなみやげ物が展示されている。
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再び又狭い路地を歩く。コーナーには石敢当も飾られている。
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日本の藍染と言ったら、徳島吉野川の藍町。江戸時代、阿波藩が保護し、門外不出としてその製法は秘かに守られてきた。英語でいう処のIndigo.藍は青よりも青し。古来から藍染は重宝され、世界各地に広まっている。今や青いジーパンなどもIndigoだ。昔は兜の緒とか十手の房などに尊ばれていた。

この藍染技法がどこから移入されたのか知らない。が、今こうして烏鎮の藍染工房へ来ていると、徳島の伝統技法も案外、この中国辺りからもたらされたのではないか、とも思わせる。大きな藍染の旗が工房の中庭にずらっと垂れ下がっている。壮観だ。染色好きの人にとっては、垂涎だろう。

今日は工房は休みで、実際に作業をしている姿を見ることはでない。が、工房内にはいろいろな藍染みやげ物が展示されている。手造りだからかなり高い。以前藍染の伊勢紙型を買って自宅に保管しているが当時であってもかなり高い買い物をした。今この工房内で売られているのも、そのような貴重な作品なのかも知れない。

藍染工房を一巡し、再び烏鎮の狭い路地を歩く。幾つかの橋を渡り、その都度、運河に浮かぶ古い家並を眺める。水郷の情緒、と言えるものかも知れない。水のある風景。水辺の町並み。どこか昔の失われた日本の原風景を見る思いもした。
 
 
 
 
路地に面した雑貨店。観光客相手の土産を売る店が多い。
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再びまた運河を眺める。
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どことなく風情のある風景だ。
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懐かしい風景なのだろう。
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心に残る風景だ。
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