ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(78)天台山へ。

寧波バスターミナルで早目のお昼を食べる。
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車内用にリンゴも買って行く。
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寧波を出て約3時間、高速道、整備された山道を走り抜け、盆地の町、天台市に到着した。
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天台バスターミナルも中々モダンだ。田舎町も殆どRenewalされている。
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天台周辺の路線図。天台寺へはここから更に市バスに乗って行かなければならない。
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バスの出発までにはまだ時間もあり、ここ寧波から天台山までは3時間程度とは言え、中国の交通事情、途中で又何が起こるか分からない。ちょっと早目であったが、出発前にターミナル内で食事をしておくことにした。

高速バスはほぼ定刻通り10時50分になるとゲートが開場され、人々はバスに乗り移る。当方、念のために改めてゲート嬢に切符を見せ、このバスが間違いなく天台山へ向かう旨を確認する。このバスターミナルも新装なって綺麗なものだが、出場ゲートで案内している女性も、きりりとした紺の制服に身を包み、にこやかに案内shてくれる。しかし流石に英語は充分通じるものではなかったが。

バスは寧波を出ると直ぐにも高速道に入り、山間部に建設さんれた片側3車線、両側で6車線以上もある高規格道路をぶっ飛ばす。この高速道は寧波から杭州、上海を通り、遠く北京まで通じているのだろう。中国の高速道網の進展ぶりは凄い勢いで、総延長は遥か昔に日本を追い抜いている。新幹線網とか高速道網を見ていると、安全面にやや懸念はあるとしても、日本との国の勢いをまざまざと感じされられる。

山間部を走る高速道は幾つものトンネルを通過し、2時間も走らない内に高速から出て一般道を走るが、ここの道路も日本の地方道、国道よりも立派で、最初の内はかなり大きな地方都市を走り抜けて行くが、次第に山を登るような急坂の道路になり、谷合の人家はだんだん少なくなってきて、最後の大きなトンネルを抜けると、そこは天台の盆地状の平らな土地になっている。ここへ来るまでの途中の山間部では斜面に多くの茶畑を見たが、お茶と仏教(特に禅宗)は昔から深いつながりがあったのだろう。

寧波を出てほぼ3時間、この盆地の真ん中辺りにある天台市バスターミナルに到着した。天台市はかなり大きな町のようで、このバスターミナルも大きなものだ。道路もバスターミナルもバスも何もかにも当たらしくなっている。経済が好循環し、古きを捨てて、激しく新陳代謝をしているのが今の中国だ。

天台寺はこの街の中にあるかと思っていたら、更にここからバスに乗って、深い山懐に行かなければならない。さて、どうしたものか・・。宿をこの町に取って、明日の朝天台寺に参詣しようか・・。今からの時間、山懐まで行って、泊まる処はあるだろうか・・躊躇はしたが、この町までやってきて、天台山は直ぐそこにあるのに、今日は行かない、という選択肢はない。兎も角天台山行の市バスに乗って、向かうことにした。
 
 
 
 
市バスに乗って約20分、終点の天台寺に到着した。
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前方にいつか見たことのある天台寺の塔が見える。
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周辺の山並みは、何かの機会で見たような、記憶が蘇る。
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バスの終点は広い駐車場になっているが、夕方近く、殆ど人の影は見えない。
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兎も角先ずは泊まる場所を確保しなくては・・。
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