ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(126)杭州通過。

杭州のサテライト都市のようだ。
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リッチな感じの郊外型都市である。
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運河などもあって情緒がある。
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ああ、大きな建物だ。
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うーん、杭州の郊外を走っている。
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ああ、あの超高層ビルの中川が杭州の中心部だろう・・
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紹興と上海の間には杭州と言う大きな街があり、浙江省省都であると同時に、西湖という風光明媚な美しい湖があって、昔から中国人の憧れの街の一つになっている。だから紹興から乗車した新幹線は当然杭州の街中を通過し、窓外に西湖を見ることも出来るかも知れない、との淡い期待も持っていたが、豈はからんや、列車は広州市の郊外を走り抜け、所々、遠くに超高層のビルが見えただけで、あっと言う間に通り過ぎてしまった。

中国の新幹線網は、在来線の線路を整備利用して走らせることもあるが、日本と同じ様に、多くは新たに新線を建設し走らせている。中国では土地の故人所有が認められてなく、新線建設は政府の意のままだ、と言っても、矢張りそこには何十年も前から住み続けている人がいて、政府(鉄道省)としても、強権発動して住民との間にあらぬ諍いを招きたくもないのだろう。だから古くからある大都市を通過するに際しては、街の真ん中を分断するのではなく、極力郊外の畑地等を選んで建設しているようだ。

そういう事で楽しみにしていた杭州を間近に見ることは出来ず、市街地からはかなり離れた郊外を通り過ぎ、遥か彼方、霞の中に中心部の高層ビル街を眺めるだけだったが、しかし偶然にもこの旅行の1か月後、友人のネギさんと参加した阪急ツアーのパック旅行で杭州に来ることができ、西湖も遊覧し、龍井茶の研究所にも寄る事が出来たが、この新幹線の中では1ヶ月後のツアー旅行のことなど、全く思いもよらぬことだった。

杭州を通り過ぎ、暫らく走行した田舎の新駅で列車は停車し、出発まで大分時間を要した。丁度そこは紹興と上海の中間位の場所で、何のためにこんな田舎の駅で長い時間停車しているのか理解できなかったが、後から理解するに、どうもこの列車は日本で言うところの「こだま号」で、緩行の新幹線ではないか、ということだった。
 
 
 
 
杭州市をあっという間に通り過ぎて行く。
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街は段々遠のいて行く。
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ここにも又すごい量の団地群が・・。
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500万人からの大都市になると、団地もこのように大掛かりだ・・。
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次から次に大型団地が現れてくる。
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幾つもの団地を通り過ぎ、杭州は遠ざかって行った・・。
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