ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(44)ペトロナス広場。

ペトロナス・ツインタワーの横にはアネックスのショッピングモールがある。
 
 
 
そのモールの入口にはフォーミュラカーが展示してあって、石油会社の正面に似合っている。
 
 
 
MIG BANKがマレーシアにもあったのか・・
 
 
 
モールの真ん中は中空になっていて、それを取り囲むように小売店が並んでいる。あんな所に「紀伊国屋」もある!
 
 
 
モールを眺めながらサンドイッチを食べよう。マレーシアは元英国植民地。英悟は公用語だ。
 
 
 
 
台北に101タワーが出来るまでの間、世界一の高さを誇っていたペトロナス・ツインタワアー。下から仰ぎ見るだけでその異様な高さは実感できたが、実はこの2つのタワーの内の1棟が日本の建設会社ハザマにより1998年に竣工されている。

この街へ来る以前、シンガポール市内のあちこちの建設現場で「Kajima」とか「Shimiz」の建築用立看板をしばしば目にし、日本の建設業者の海外に於ける力強さを感じたが、ここで又「Hazama」が出てきて、この様な世界一のビルを建設する日本の技術力の高さに改めて感心したものだった。しかし他の1棟が韓国企業の建設と知り、「ここで何でまた韓国企業が出てくるのか!」とやや鬱陶しい気分にもなったのだが。

それは兎も角、今日はこのツインタワーには入れない。以前大阪梅田にある超高層ビルの屋上の空中廊下を渡ったことがるが、ガラス張りで両側、真下まで見えて、少しばかりドキドキした思いがあったが、このツインタワーの空中廊下は梅田よりももっと高い場所にある。どんなか一度渡って見たかったが、今日はCloseならやむを得ない。

このツインタワーは全体がコンプレックスになっていて、周辺にはショッピングビルAnnexも併設されていて、そちらの建物はオープンしている。ツインを諦めて、そちらのショッピングエリアの建物に入り、一休みする。全体がリッチな漢字で、このショッピングモールの感じは横浜ランドマークとどこか似ている。中央の空間を大きく取り、その空間を取り囲むように各小売店が並んでいる。真ん中に大きな空間を作るというのは、人々に開放感を与えるのだろう。

ツインタワーAnnexで一休みし、外に出る。近代的な都市空間が目の前に広がっている。今までマレーシアを中進国と思っていたが、この光景を捉えれば、先進国と言っても良いほどだ。これ程の整備された空間は、東京の新宿西口や汐留を越えるものであり、日本が見習いたい程の都市美だ。
 
この広場を何と呼ぶかは知らない。しかし、ペトロナスビルの正面に広がっているこの都市空間を当方勝手に「ペトロナス広場」と呼ぶことにしよう。それだけ石油は国に富をもたらし、マレーシアが嘗ての農業国家からこの様な洗練された国家に変貌し得たのも、原油をはじめとする資源の賜物だろう。
 
 
 
 
ボリュームたっぷりのサンドだ。これがマレーシア流か・・。
 
 
 
ツインタワーの正面は素晴らしい空間が広がっている。
 
 
 
これがマレーシアの首都の景観だ。
 
 
 
 
とても中進国とは思えない都市美の景観だ。
 
 
 
これはどこから見ても新宿、汐留を越えている。