昨日、今日と参院予算委。先週の衆院であったような維新の山田議員による元官房副長官、石原信雄氏の証人喚問のような答弁を期待したが、今回は目玉が出ず。小松法制局長官が病気から復帰し、憲法解釈、主に集団自衛権に終始したようだ。
総理も上手い、「権利はあるが、その権利を行使するかどうかは個別的な問題で、別だ。権利があるからと言って、直ぐに行使する訳ではない。」と。共産党、志位書記長のくどい位の質疑を上手にかわす。
柏で又異常事件発生。通行人を突然刺殺し、走行中の車を停めて、奪って逃走。コンビニ前に乗り捨てて逃げた。この付近ではここ数カ月の間に同じ様な異常な事件が何回か発生していたとのこと。警察の警備が問われるところである。いずれにしても犯人は異常者だろう。
異常者とは言えない高校生の犯罪が三重で起きていた。去年の夏、花火帰りの中学生が自宅近くで絞殺されたが、その犯人として、一昨日高校を卒業した昨日逮捕された。付近の人の話しでは、普段は真面目な挨拶のしっかりした高校生だったとのこと。この前の名古屋の事件と違って、家庭にも問題なかったようだ。
本人は偶々コンビニで中学生を見かけ、後を付けて草むらで殺害し、金銭を奪ったとのこと。全く忌まわしい偶然だ。犯人にとっても被害者にとっても。
中国昆明ではウイグル族テロリスト数人のグループによる昆明駅での乗客殺傷テロが発生。２０数名が犠牲になった。去年のお正月には当方も雲南省を旅行し、賑やかな繁華街も歩いたが、いつ、災害が天から降ってくることを想うと、旅行も恐ろしくなる。
金沢、北陸道のパーキングエリアで深夜バスがトラックに衝突。運転手と高校教諭が亡くなった。運転手はどうも無呼吸症候群の持病持ちで、この時も、ハンドルの上に突っ伏して、寝た状態でトラックに衝突して行った。高校教師は運転手を起こそうと思って、席を立った際に、運悪く、衝突事故が起きて社外に放り出され、即死した。
運命は残酷だ。黙って座席に座っていれば、シートベルトで命は助かっただろうが、事故を食い止めようとして、逆に死んでしまった。本人の寿命としたら、余りにも可哀そうだ。
高知沖では漁船が火災を起こし、インドネシア人の１名だけは救助されたが、残りの８人は絶望となった。出火の原因は不明だが、これも又、避けられない事故だったのか・・。インドネシア人の家族を含め、多くの遺族を悲しませることになった。漁船員だから皆若い。４０代、５０代の壮年だ。運命としたら、本人にとっても家族にとっても、余りにも残酷だ。
