ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.17.(木・晴れ)韓国フェリー転覆。ウクライナ協議。タイ語。

 
イメージ 2
 
 
約500人近くの乗客、乗員を乗せた韓国フェリーがソウルから済州島に向けて航行中、珍島沖20キロで横転、転覆し、多くの犠牲者が出ている。丁度昨日、笹井教授の会見中の事故で、速報では流れたが、笹井のSTAP問題に揺れて、昨日の国内ではそれ程大々的なニュースにはならなかった。日本国民に芽生えている嫌悪感情が、こうした事故に際しても、冷淡な態度を取らせていたのかも知れない。
 
しかし詳細が分かるにつれ、事故の重大性が認識されてきた。乗客の大半が修学旅行生で、しかも避難誘導に際し、重大な欠陥があった。本来、緊急警報を発し、退避行動、退避命令を発すべきところ、部屋から移動しないことを命じていた。その結果、多くの乗客は室内に閉じ込められてしまって、犠牲になった。戦争時の学童疎開船が魚雷に攻撃されて多数の犠牲者を出しているが、嵐でもない平時の船舶事故で、これ程多くの犠牲者を出したことはないだろう。船長、航海士が先に離船し、乗客を置き去りにしたとは許しがたい行動だ。去年のイタリアの豪華客船は浅瀬の座礁だったから、船長が先に離船したとしても、乗客に被害が拡大するということは無かったが、洋上での事故は船長が身を挺して乗客の命を守らなければならない。
 
自分の命、自分の利益を最優先している行動で、これが韓国人一般に共通だとは思いたくないが、最近の慰安婦問題、強制労働等の主張を見ていると、民族の特殊性、他人よりも自分を優先する思想と行動、そんなものが見え隠れするが、こうした行動パターンが日本人にも増えてきている現状は憂いたい。
 
しかしお気の毒なのは父兄で、韓国も中国同様、一人子の家庭が多くなってきて、この事故で、多くの児童が亡くなったが、多分一人子も多かったろう。親とすれば諦めきれない気持ちが強いだろうが、矢張り、これも運命として受け入れなければならないだろう。退避行動がもう少し上手く機能していれば、これ程多くの犠牲者を出さずに済んだのだが、そういった意味からしても、今回の事故は人災だ。亡くなった命はもう還らないが、他山の石として、後世の教訓としなければならない。他国の人命とはいえ、深く哀悼する。
 
 
 
ジュネーブで米ロウクライナEUの4か国外相会議が開かれる。武力衝突の回避が話し合われたが、主導的役割をするのはロシア。プーチンが不法占拠者の撤退を命ずれば、直ぐにも解決する筈だが・・・。この1か月で、ロシアから6兆円の外貨が逃げて行った。政治的に勝っても、国民を困窮させるようではまっとうな政治ではない。
中国も然り。偉そうなことを言っているが、日本からの投資が半減すれば、中国経済も傾いて行くだろう。近隣外交。近隣諸国は仲良くやって行かなければ、経済も良くならないし、困るのは国民だ。
 
 
 
夜はタイ語。前半マリンさんのテキストを独習。「コイコイ+動詞」が「ゆっくり」、「動詞+コイコイ」が「静かに」とか、「マイ・トン」が「必要がない」、「トン・マイ」が「しないでください」、等々、語順によって違ってくる面白い表現を覚えた。
後半は先週の、「幸福、カンフ」のタイ語バージョンのビデオを見る。「ありがとう」を「コープチャイ」と吹き替えされていて、なるほど、このビデオは沖縄を舞台にしていて、田舎者だから「コープチャイ「か、と、「コープクン」が都会言葉、「コープチャイ」が田舎言葉、そんなような区別をしているように思えた。
 
 
イメージ 1