ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(73)ハジャイ駅(สถานีรถไฟ หาดใหญ่)。

国境駅で大分待たされた後、列車はハジャイに向け出発した。
 
 
 
国境を出た直ぐの所にあるパダン駅。
 
 
 
 
タイ語で、上に「タイ国鉄」、下に「パダンベサー駅」と書いてある。ああ、英語でも書いてあったか・・。
 
 
 
余り開発されていないタイ側の原野が続く。
 
 
 
国境を出て凡そ1時間、南部主要都市のハジャイ駅に着いた。ชุมทาง(チュムターン)は「てrみなl、Railroad Junction」の意味。
 
 
 
 
 
 
タイに入るとなでかほっとする。自国へ戻った、とまでは言えないが、第2の故郷の位置づけであることは疑いもないだろう。タイ語を勉強し始めて早8年、遅々として上達しないが、それでも今では母語日本語に次ぐ言葉となっている。このタイの空気、いい加減さ、ルーズさ、時に規律。そうした幅広さが性に合っているのかも知れない。

タイとマレーシアは同じ程度の中進国で、タイの方が所得が高く、より進んでいるだろう、と考えていたが、3年前、ハジャイからマイクロバスで初めてマレーシアに来た時、その認識はやや変わった。国境までのタイ側のかなりぼこぼこした自動車道からマレーシア側に入ると、ペナンまでの約100キロの半分以上が快適な自動車高速道で、高速道の左右に点在する戸建住宅もタイよりは遥かにリッチに見えた。

今列車はそのタイの国境付近の未開発な原野を走っている。そのままノンストップでハジャイ駅まで行くかと思っていたが、途中で1か所小さな駅に着く。駅名を見るとPadangと出ている。ああ、パダン、国境の町だ。3年前、陸路で国境を越えた時も確か、税関のゲートの上にPadangと出ていた。今、思い出した。

パダン駅でほんの少し停車し、列車は直ぐにも発車して、国境駅からほぼ1時間ほどで、ハジャイ駅に到着した。
สถานีรถไฟ หาดใหญ่(サターニーロトファイ ハジャイ)。3年前、ここの駅前からマイクロバスに乗って、ペナンまで行った、思い出の駅だ。又、ペナンから戻り、この駅から夜行列車でバンコクまで帰ったが、その時一緒になった元大佐と食堂車で飲み交わしたビールも忘れ難い思い出だ。

以前と変わらないハジャイのホームに降り立ち、駅の外に出る。駅前も以前と全く変わらない。マレーシア行きバスを手配するエージェントも前の通り駅前にある。ちょっと歩けば、日本語新聞を売っているストアもある。何か安心感、知った町に戻って来た心安さを感ずる。さて、今晩のホテルを探さなければ。
 
 
 
 
ああ、見慣れたホームの情景だ。
 
 
 
ここへ来るのも3年ぶり。懐かしい。
 
 
 
この駅はJunctionと言われるように、2本の線路が交差する場所で、マレーシアのコタバルへ抜ける線路と交わっている。駅もやや警備が厳しい。
 
 
 
見覚えのあるハジャイ駅(ชุมทางหาดใหญ่)駅舎ビル。
 
 
 
駅前広場も以前と全く変わらない。3年前、左手のオフィスでペナン行のマイクロチケットを購入した。