ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(52)ルアンプラバン(หลวง พระบาง)着。

ルアンプラバン(หลวงพระบาง )の町に入った。町ではラッパ水仙のような野辺の花も見られるようになった。
 
 
 
こんな風に鶏も放し飼いにされている。
 
 
 
ルアンプラバンのバスターミナル。
 
 
 
かなり近代的だ。
 
 
 
乗客は三々五々散っていく。
 
 
 
 
 
ポーンサワン(シェンクワン)から8時間はかかると予想して出てきたが、流石トヨタハイエースを改造したマイクロは性能が良い。峠の三差路で昼食休憩を取った位で、殆ど休みもせずに、ジャール山脈の長い下り坂を一気に下り降りて来た。山中の集落が徐々に増えてきて、平地に下りるとほんの直ぐで市内に入り、川沿い、これは即ちメコン川の上流に当たるのだが、そのメコンの木陰に到着した。時に午後3時。昼食の30分を入れても合計6時間程だから、成績は良い。

3年程前に一度来たことのある町。この川沿いのプロムナードには見覚えもあり、町自体は縦長の小さなもので、中心部も限られている。大体の地理的概念はまだ頭の隅に残っていて、町の中心部がどの辺かも凡そ覚えている。今日の宿を確保する為、以前泊ったゲストハウスに向かう。中央通りからちょっと引っ込んだ場所にそのホテルはあるが、行ったところ、今日は満室とのこと。うーん、小さなホテルだから、突然の飛び込みではやむを得ないが。

近辺に幾つかゲストハウスがあり、聞いてみるといずれも満室か、たまたま空いている部屋があったが、特別室とのことでバカ高い値段を言ってくる。ああ、そうか、今日は大晦日だったんだ。この国は仏教国で、佛暦から言えば、お正月は4月頃の筈だが、外人観光客の多いこの町では、外人がお正月休みを利用して、大挙押し寄せているのかも知れない。迂闊だった・・。

中央通りの大半のホテルはどこも満員で、暫し途方に暮れたが、いや何の、5000円も払えば寝るところは確保できる。もう少し探してみよう、と、再び川沿いの方に下って行き、何軒かのホテルに当たると、矢張りこの辺には空きが幾つかある。大体600、700バーツで2000円前後だ。中心から離れていると言っても、歩いて5分も掛からない。今度はこちらが部屋を選ぶ番だから、取り敢えず、部屋の状態を見せてもらい、3軒目にちょっと奥まったところにあるゲストハウスに決めた。クーラーなしで600バーツ。今の季節にクーラーなど必要ない、必要ない。リュックを部屋に置いて、早速町へ出かけることにした。
 
 
 
 
晦日ゆえホテル選びに少し苦労した。
 
 
 
手頃なゲストハウスがあったので、ここに決めた。
 
 
 
建物は古いが中は清潔だ。
 
 
 
1泊約2000円の部屋。
 
 
 
ホテルの前にはこんなバナナの木もあたった。