ちゃおチャオブログ

日々の連続

インド世界遺産の旅(23)ジャイプールの手芸工房と展示即売店。

インドの天文台「ジャンタル・マンタル」の見学を終わってから、市内にある宝石、繊維、塗り物工房、兼販売所を訪問する。
 
 
 
工房前では糸を紡ぐ女性もいたが、珍しい。
 
 
 
 
この男性はインドカーペットを織っている。
 
 
 
さて、これから工房内の見学だ。
 
 
 
皆担当者の説明に聞き入っている。
 
 
 
ああ、これはなめし皮の工芸品だ。
 
 
 
インドらしいお土産品だが、余り買う人はいなかった。
 
 
 
 
ジャイプールでの一大天文観測施設「ジャンタル・マルタン」を見終え、バスは一旦市の中心部に入り、観光客用に作られた大きな織物工場兼展示場兼展示即売会に向かう。ツアーには付き物の展示即売会で、これを楽しみにツアーに参加する客もいる。こうした所での販売は、街で買うよりは割高になっているが、慣れない旅行者が買う店も分からず、言葉も十分通じない中で、倍、3倍の値段を吹っかけられて、却って割高の商品を買うよりは、こうしたツアーの店で買う方が安心できるだろう。

当方元々買う積りは無かったから、グループの後ろに付いて展示兼工場を回るが、そうした態度を見て取ってか、店の人も煩く付きまとわらない。静かに、落ち着いて館内を回ることができた。この町は貴石と織物。家内工業的に男達が石を磨き、糸を織っている。普通日本ではこうした手作業は女性がやるものだが、ここでは女性の姿は全く見られない。全て男の作業員だ。これもカースト制度が影響しているのか。練磨工は生まれながらにして練磨工で、死ぬまで宝石を磨き続ける。職工も又然りだ。

華僑と同じようにインド商人、通称「華僑、華商」と並べ「イン商」とも言われているが、一般的にインド人は中国人よりはあっさりしてる。しつこくはない。中国人程は商売熱心では無いのかも知れない。見ていると、他のツアー客もここでは余り買い物はしなかったようだ。ここを出て、市内の直ぐの場所にあるレストランで昼食を食べ、これから午後の時間、230キロ離れたアグラに向かうことになる。
 
 
 
 
ああ、こんな変わった図柄の布もある。
 
 
 
展示場内入って行く。
 
 
 
売り子も中国人程は熱が入っていないようだ。
 
 
 
これから宝石館に入る。
 
 
 
館内は撮影不可で、入口の原石だけを撮影。
 
 
 
入口付近では、こうしてひがな1日宝石を磨いている職工達だ。
 
 
 
それが職業とはいえ、カースト制度の下で、親子代々受け継がれてきた職工だ。
 
 
 
道路の外にも工芸品が溢れ出ている。