ちゃおチャオブログ

日々の連続

トルコ史跡巡りの旅(21)今夜のうちにコンヤに着くか・・。

バスは昼食を挟んで、再びアナトリアの大地を走り抜ける。
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乾燥地帯で、木が1本しか生えていない大地。
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耕作地なのか、放棄地なのか分からないが・・
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途中のトイレ、買い物休憩などもある。ここのザクロジュースは安くて美味しい。
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コンヤに近づくに連れ、耕作地も増えて来る。
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「今夜のうちにコンヤに着くか」などと書いたら、シャレにもならない駄洒落だが、今日はそれ程長いバスの移動日。朝パムッカレを出発し、途中の原野の中の1軒屋のレストランで昼食休憩を取り、更に午後も残り半分の原野の国道、200キロを突っ走る。行き交う車両自体が数少なく、渋滞などは全くなく、殆ど直線道に近いアナトリアの大地を突っ走って進む。

どこかの国のように牛とかヤギが道路を横断して通行を妨げるとか、インドのように年がら年中私設税関のようなチェックポイントに立ち寄って、何がしかの通行料を支払うのとは違って、殆ど同じような80-100キロくらいの安定したスピードで走るから、乗客の大半は心地よい眠りについている。当方、目に付くもの全てを見てやろうと、居眠りするのももったいなく、窓に顔をくっ付け、走り去る景色を眺め続けていた。

昼食前には、幾つかの塩湖を眺めることが出来たが、昼食後の走行では全く見ることができない。元々アナトリア内陸部は乾燥地帯で、山に自生している樹木なども数少なく、日本の山紫水明の野山と比べたら、まるで荒涼とした景色にしか映らないが、それでも風を利用しての風力発電の設備、又近くに人家もなく、どこに人がいるのか分からない広大な土地がトラクターで耕作したと思われる、並行した幾筋かの幾何学的模様の畑地などを見ていると、トルコ人も案外勤勉な国民なのだ、などと思ったりした。

そうした耕作地や荒野を眺めていると、段々人家も増えて来て、「今夜のうちにはコンヤに着くだろう」と思っていたコンヤへは、午後の案外早い時間帯に到着し、バスは市内を通り抜け、市でもっとも賑やかな通り、神学校跡で小休止し、少し市内を歩き、トルコ人歩行者と触れ合い、次いで、今日の観光先、世界遺産「メブラーナ博物館」に到着した。
 
 
 
 
高速道も整備され、トルコの道路事情は良、及第点だ。
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古都「コンヤ」に入り、市内の神学校跡で、下車、市内を歩く。
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コンヤは嘗てのセルジュクトルコの王都。宗教都市だ。
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街行く人も敬虔なモスレムだ。
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ひとわたり市内を歩き、今日のメイン、世界遺産「メブラーナ」に向かう。
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