７－９月期のＧＤＰに関し、大方のアナリストが若干のプラスを予想してたが、予想に反し、大幅な落ち込み、年率でマイナス１．６「％、消費税の影響が尚尾を引き、２期連続のマイナスとなった。２期連続のマイナス成長はリーマンショック以来の落ち込み。個人の消費の落ち込みが激しく、順調な回復を見せていない。
この経済状況で、消費税２％の引き上げは、頓挫した形になるが、多くの学者、政財界人は中止に反対している。負の遺産を後世の孫達に残してはならない、と。
最初に赤字国債を発行してから４０年、当初は数十億程度の僅かな金額で、いつでも返済可能な赤字幅だったが、赤字国債発行額は年々増大し、今では借り換え債まで入れると年間で１００兆にもなっている。１０年もしたら、直ぐに１０００兆円の大台に届く果てしもない金額だが、今の日本国は既に１０００兆円を越えている。年間税収が５０兆円にもならない国で、１０００兆円は返済できる金額ではない。子や孫に大きな負担を残すことになる。一体、この国はどうなるか・・。
ＧＤＰマイナス成長を受けて、今日のと東証、大きく下げる。終値で５００円以上下げ、１７０００円を割り込む。先物も同時に下げ、当方、漸く含み損が４０万を下回った。ただ、この状態では、まだ何も出来ない。もう少し好転するのを待つしかない。
安倍総理、豪州より帰国。明日、消費税引き上げ１年半延期と国会解散を発表する予定。
今日のＧＤＰの状態からすると中止はやむを得ないとしても、解散総選挙は納得できない。明後日の国会開催には、野党はボイコットすべきだ。総理の解散宣言を聞くために国会まで足を運ぶ必要はない。
自身、自党の利益の為に国政を壟断するのを許してはならない。
