ちゃおチャオブログ

日々の連続

西国観音まほろば奈良の巡礼記(26)近鉄飛鳥駅周辺で。

沖縄食堂、今帰仁では普通の唐揚げ定食を食べた。

 

店の奥さんに店名、今帰仁を聞いたところ、主人の親が沖縄の名護出身とのことだった。

 

案内センターへ岡寺行を電話で聞いたら、一つ先の飛鳥駅からバスが出ているとのこと。

 

一つ先の飛鳥駅に向かう。この辺りは、静かな田園地帯だ。

 

 

岡寺駅近くの沖縄食堂で、久し振りの沖縄ソバを食べられるかと店に入ったが、メニューを見ると沖縄郷土料理を思わせる品書きは全く無く、ごく普通の県道そばの食堂だった。で、止む無く一般的な定食をお願いしたのだが、店の名前にしても店内の暖簾にしても沖縄の雰囲気だ。そこで、昼時で忙しく立ち働きしている店の奥さんに、申し訳ないが合間を見て聞いてみた。

店名の今帰仁(なきじん)については、店主の親が沖縄出身だが、彼自身は大阪生まれの大阪育ちとのこと。奥さんは関東出身とのことだ。主人が厨房からちょっと顔を出してきたが、浅黒い、如何にも沖縄を思わせる顔かたちで、チョコッと頭を下げて挨拶した。元々は無口な人なのかも知れない。そんなご主人を見て、ああ、うちなんちゅうに違いない、と納得した。

さて、お昼を食べ終わり、次の目的の岡寺に向かうことにした。観光案内コールセンターへの電話確認によれば、岡寺行の循環バスは、この岡寺駅からではなく、飛鳥駅から出ているとのこと。駅前に観光案内所があるので、そこへ行けばバスの時間なども分かるとのこと。そこで、再び近鉄電車に乗って一駅戻って飛鳥駅まで行く。どうもこの駅が飛鳥観光の基点になっているようだ。電車に乗ってほんの3-4分で隣の飛鳥駅に到着。成程、駅前は観光地らしく綺麗に整備されていて、左手に小奇麗な観光案内センターがある。

コロナ禍で案内所はがらんとしている。2‐3人いる職員も暇そうにしている。岡寺行のバスを聞いたら、直ぐ目の前にバス停があり、そこから循環バスに乗って行けるとのこと。バスも30分に1本程度は出ていて、案外交通の便も良い。近くに大きなパネル看板の案内図があって、バスまでに時間があったので、眺めていると、岡寺の手前に石舞台がある。・・ああ、こんな近くにあったのか・・。ここは外せない。途中下車して寄ってみよう。

 

近鉄飛鳥駅。かなり整備されている。

 

駅前も観光地らしく、よく整備されている。左手に観光案内所がある。

 

観光案内所とパネル看板。

 

よし、先ず岡寺手前の石舞台に途中下車しよう。