西国観音霊場巡り
石山寺本堂にお参りし、御朱印を頂いてから裏山を散策する。 鐘楼も見える。除夜の時など放映されるだろう。 高台からは眼下の瀬田川が見える・ 月見亭だ。清少納言の頃からあったのか・・。 石山寺本堂内陣のご本尊、如意輪観音にお参りし、その右横にある…
石山寺正面の石舞台。 石光山石山寺の名前に相応しい石組だ。 石舞台の左側には国宝の本堂も見える。 この岩は「硅灰石」と呼ばれ、国の天然記念物になっている。 夏の終わり、紅葉にはまだ早いが、参道を覆う緑の葉影は、今が紅葉の季節だったら、素晴らし…
昨夜食べた琵琶湖の鮒寿司。多分これが最初の最後になるだろう・・。 塩辛かったが、珍しい食材だった。 今朝は朝一番で瀬田の石山寺に向かった。 石山寺へは京福電鉄駅前からバスでやってきた。 4回目の西国観音霊場巡りの旅。今回はメインに竹生島を置い…
聖徳太子創建の長命寺。少しは長生きできるだろうか・・ 帰りは市内循環バスに乗って駅に向かう。 市内のあちこちを回って、良い観光になった。 今、八幡堀を渡る。運転手さんの説明も地元の人だけあって、要領を得ていた。 第31番姨綺耶山(いきやさん)…
正面の石段ではなく、横の入り口からお寺に入るが、昔の神仏習合の名残を残し、入り口には鳥居が建っている。 聖徳太子創建の長命寺本堂。 この本堂は戦国時代の再築であるが、重文となっている。 本堂の右横には三重塔が建っている。これは最近の平成になっ…
JR長浜駅から近江八幡駅にやってきた。この駅前から長命寺行のバスが出ている。 バスは途中のバームクーヘン工房のテーマパークで大半の客を下ろし、自分だけを乗せて長命寺バス停にやってきた。 この正面の林の奥にお寺がある。 ぎょ、ぎょ、ぎょ。下から…
北国街道もこの辺りは人も多い。 ああ、これが山さんが言っていた黒壁ガラス館だ。 黒壁五号館。昔からあるような土産店だ。 黒壁通りを少し歩いてみよう。 古くからの知人に山さんがいるが、彼の親戚に長浜在住の人がいて、何年か前、その葬儀に長浜までや…
鉄道博物館からは町の中心、ガラス館に向かって歩いて行く。前方に伊吹山が見える。 昔の掘割だったのか。こんな所にゴイサギがいる。昔はこんな掘割にも荷船が往来していただろう。 おっと、前方に地ビールの会社がある。長浜浪漫ビールと出ている。江戸時…
長浜港近くの公園。人もいない。 コロナのせいか、人口減のせいなのか・・。 市街地に向かって歩いていると、天理教会の建物を過ぎ、更にその先に小奇麗な庭園が見えた。 案内を読むと、ここは明治天皇行幸の場所で、この庭園はお旅所、慶雲閣があった場所と…
前方の伊吹山、山肌が大分荒れている。この山に登ったのは、もう20年以上も前のことだ。 前方の伊吹山もどんどん近づいてきて、長浜の町並みも見えて来る。 反対に竹生島は海霞に霞んで行く。今津はもうあんな遠くになっている。 長浜の街並みが近づき、お…
竹生島宝厳寺本堂。 島に降りて急坂の石段を登り、1時間で参詣を済ませ、船着き場に戻る。 足の弱った自分にはかなり慌ただしい島巡りだった。 いよいよ島に別れを告げ、近江長浜に向かう。 丁度1時間の範囲内で、高台にある霊場、宝厳寺の参拝を済ませ、…
宝厳寺境内の手前には急な石段が待っている。 ここを登らなければ参拝は出来ない。頑張るしかない。 何回か立ち休みし、漸く石段上にやってきた。 それ程広くない境内の先、左側に本堂が見える。 フェリーを降りて、桟橋を進むと正面に第三十番霊場「宝厳寺…
竹生島。以前は竹で覆われていたが、今は雑木林になっている。 フェリーは島に近づき、速度を落とす。 島は無人島ではなく、お寺関係や土産店の何人かが、住んでいる様だ。山の中腹にお寺の屋根も見える。 フェリーは左旋回し、島に近づく。 琵琶湖渡海。国…
大きな琵琶湖だ。竹生島も遥か先に小さく見える。 出航の時間になった。この長い桟橋の先に係留されている船がフェリーだ。 琵琶湖汽船、竹生島までは25分の乗船だ。 10時半、フェリーは出航し、今津の街並みが遠のいていく。 琵琶湖周辺には過去数回来…
京都駅は幾つもの路線が乗り入れる大きな駅だ。 琵琶湖の左岸を走る湖西線はこのホームから出る。 大津を出ると右側に琵琶湖が見えてきた。 大きな湖だ。湖の反対側には伊吹山も見える。 今日はいよいよ本番の琵琶湖の竹生島にある宝厳寺への巡礼だ。島に渡…
コンフォートホテル東寺は京都駅から近鉄で1つ目、駅から直ぐの場所だ。 東寺にも近く歩いて数分だ。今朝巡礼した小原野の山も見える。 元気だったら、歩いて東寺まで往復するのだが、もう歩くのは勘弁だ。 コンフォートは奈良駅前に続き2回目だが、コンパ…
新熊野観音寺で御朱印を頂き、再び泉湧寺参道に戻ったら、時代祭りのような武者行列に会った。 泉湧寺山門。四脚門になっている。この場所が御寺で一番高い場所になっている。前方奥に見えるのが本堂の屋根。 山門を入った参道のい場所から下に見える本堂を…
泉湧寺参道を少し進むと左に下る枝道が見える。新熊野観音寺へ向かう参道だ。 人も絶え、何か深山に入り込んだ感じのお寺だ。 渓流に架かる赤い橋を渡ると、もう新熊野観音寺の境内だ。車での参詣者が多く、前方の駐車場にはかなりの車が止まっている。 正面…
新熊野神社を出て、泉湧寺に向かって歩いて行くと、前方に神輿の渡御が行われていた。 ああ、古都の神輿。珍しい! 法被の背中を見ると、瀧尾社の氏子のようだ。 凡そ200-300人、泉湧寺へ向かって進んでいく。前方に寺の山門が見える。 新熊野神社に…
善峯寺からバスで向日町駅へ向かう途中の田んぼの中に業平寺の看板も見えた。 京都駅で奈良線に乗り換え、東福寺で下車し、泉湧寺に向かって歩いていると、道路沿いに「在京都朝鮮人仏教徒」の石柱と山門が見えた。 変わった形の山門の奥に大きな建物の屋根…
最初の山門を過ぎ、長い石段を登った先に仁王門がる。徳川5代将軍義綱公生母の桂昌院寄進によるものだ。 山門から更に登った先に本堂がある。これも又桂昌院寄進によるものだ。 本堂はここでは観音堂になっている。十一面千手観音菩薩が本尊として祀られて…
伊丹空港から電車を乗り継いでJR向日町駅に来た。無人駅だ。 駅前は閑散としていて、人も余り歩いていない。 駅前のバス停で、ベンチで待っていると善峯寺行のバスがやってきた。 山中のバスの終点からお寺まではかなり急な坂道を登ってやってくる。途中の…
今日のJAL便は羽田発7時30分、1時間後には伊丹空港だ。 離陸の時は天気も良かったが、上空には雲がかかっている。 横浜、相模灘を越えると、黒鉄の富士が見えて来た。 黒鉄の富士は、どことなく小ぶりに見える。 今回のこの巡礼記は丁度1年前の9月24…
西大寺駅前ビルの食堂で遅い昼食を食べる。 ビールでも飲みたいところだが、これから高速バスに乗るので、やめて置く。 西大寺からは近鉄に乗って奈良駅に出た。 夜は賑やかそうだ。 この西国観音霊場参り奈良編は去年の6月のことで、今から1年前のことだ…
近鉄西大寺駅構内はJR奈良駅も賑やかだ。乗換客、周辺人口も多いのだろう。 近鉄西大寺駅改札を出ると、大きなガラス窓の向こうに元総理暗殺の駅前ロータリーが見えて来る。 ロータリーは大きく改造されていて、1年前の面影はどこにもない。 近鉄西ノ京駅…
唐招提寺はかなり大きな寺だ。右の奥の大屋根が本堂。正面が鐘楼。左の長い建物が食堂だ。 境内の奥の方には築地塀などもある。 奥が深くて、短い時間では回り切れない。 北原白秋の歌詞も立っていた。 唐招提寺へは過去2回来ていて、最初はほぼ半世紀程前…
山門入り口の守衛に瓊花の場所を聞いていた。境内の一番奥の方の庭園とのことだ。 以前あった祖師堂の奥に向かう。この辺りは以前は来たことはなかった。 一番奥に御廟があり、この内庭にあるようだが、今は開花が終わり、入園は解放されていない。 近くの庵…
市内循環バスで唐招提寺へやって来た。 見慣れた山門だ。 山門を入った正面に本堂が見える。 この距離感、姿は以前と全く変わらない。 今回の西国観音霊場参りは今朝の興福寺南円堂のお参りで予定は終了した。今日夕方までの残りの時間、どこでどう過ごすか…
猿沢の池からこの石段を登ってやって来たのは過去2回以上はある。 南円堂ともお別れだ。 境内の鹿ともお別れだ。 この町で鹿は大事にされている。神の使いだ。 南円堂での御朱印を戴き、先刻奈良駅前からバスでやって来て下車した市役所前バス停まで戻ること…
南円堂。八角形の御堂は珍しい。 南円堂の前には、銅製の大きな燈篭が立っている。奥に見えるのは中金堂。 南円堂の向かいには不動明王が祀られている。 南円堂右横の藤棚とその奥にある納経所。 南円堂は仏教寺院としては珍しい形のお寺だ。南円と呼ばれて…