ちゃおチャオブログ

日々の連続

西国観音まほろば奈良の巡礼記(24)壷阪寺大講堂で諸仏を見て、次の霊場岡寺に向かう。

  • 山門の並びに多宝塔が建っている。

ここからも三重塔が見える。

 

大講堂の前で写真を撮ってもらう。

 

  • 大講堂の中には、仏像などの展示がされていた。

壷阪寺山門を下り降りた所に盲人の養護老人施設の建物があり、出入りする人影も少なく、ひっそりとしていた。全国に多種多様な老人施設、ホームはあるが、盲目の養護老人の為の施設はここ位しかないだろう。本来は国が率先してやる事業なのだが、一民間のお寺がこうした養護施設を設けているのは、矢張りこの寺が眼疾回復に特化した目のお寺との背景もあるのだろう。

その施設に向かい合うように出入り口ゲートの直ぐ脇に大きな建物があり、大講堂と呼ばれている。大きな行事とか、宗門の会議などで沢山の僧侶が集まる際に利用されているのだろう。広々とした講堂の中の正面には観音を始めとした諸仏の仏教画が掛けられていて、その周りには仏具、経典、仏像などが展示されている。何かの会合に全国から集まる関係者への会合前とか休み時間などの目の保養、教養の増進には役立つだろう。

偶々通りがかりの参詣者に写真をお願いし、大講堂前で記念の写真を撮ってもらい、最後にもう一度山中の三重塔、本堂に礼をし、ゲートを出る。ゲート前の広場の先にバス停があり、一人バスを待っている初老の夫人がいる。参詣者なのか養護施設に来た人かは不明だが、もう直ぐバスが来る時間に違いない。バス停に急いで向かい、暫く待って壺阪駅行のバスがやってきた。

 

大きな曼荼羅なども掛けられている。

 

沢山の仏様だ。

 

  • 講堂の外にも人間の縁起が図解されている。

  • 入門ゲートの外からは壺阪全山が眺められた。