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日々の連続

西国観音まほろば奈良の巡礼記(23)西国観音霊場第六番壷阪寺仁王門。

  • 室町時代建造の礼堂の周囲には石灯籠が巡らされている。

     

ここから下に多宝塔が見えている。

 

山門の裏側には大きな草鞋も掛けられている。

この寺で礼堂がどんな役割をしているのか、自分には分からない。三重塔に面するように建っている。何かの儀式、祭礼などを行う為の御堂かも知れないが、室町時代建造のこの建物は重文になっている。重要な建物なのだろう。下山する前にもう一度近くへ行って、写真を撮る。

石灯籠がぐるりと建物を巻いている。その中の一つに、あれ! 見覚えのある名前だ。舛添要一! 何で彼の名前がこんな所に・・。あのケチ野郎が自分のお金でこんな高価な石灯籠など奉納する訳がない。都知事時代、上手い事言いくるめて、税金から出せたに違いない。糞面白くもない売名行為だ。

五十段程の石段を下り降りた所に仁王門が建っている。ここが本来の参道なのだが、自分は登って来る時にこの参道ではなく、迂回路の緩やかな坂道を登って本堂に至った。今初めて見る二体の阿吽像。誰の彫像か知らないが、迫力は満点だ。その裏側には大きな草鞋も掛けられている。眼病封じの為に遥々この寺までやって来た参詣者の労を労わっている。この山門の正面には第六番観音霊場壷阪寺の石碑も建っている。歴史を感じる古さだ。この門も又鎌倉時代の建造だ。

山門の並びに比較的時代の新しい多宝塔が建っている。今から20年程前の建造だ。中には大日如来像が祀られているとのことだが、外からは全く窺いしれない。丘の上の方に三重塔の一部も見えている。この直ぐ下が養老院の建物と大講堂が建っている。出口はもう直ぐそこだ。

山門の仁王像。

 

山門は阿吽の仁王門だ。

 

  • 階段下から山門を眺める。

     

    西国六番観音霊場壷阪寺。