ちゃおチャオブログ

日々の連続

第2回西国観音霊場大阪編(18)粉河寺を下山し、大門前の食堂で昼食。

西国観音霊場第3番札所の御朱印をもらい、本堂を後にする。

 

  • 丈六堂も桜の木で覆われている。

  • 名勝、石庭の石組みを再度見て、後にする。

この中門も立派だった。手前に牧水の碑が見える。

粉河寺本堂横にある御朱印所で観音霊場の御朱印を頂き、境内を少し歩いた。本堂正面の石垣は何回見ても感動的だ。案内看板を見ると、桃山時代の造営で、この石垣自体が庭園となっている。成程枯山水の庭園には違いない。国指定の特別名勝が全国で何カ所あるのか知らないが、ここが選ばれたのは当然と思えた。

暫し石庭を眺め、中門に向かう。この四天門もどっしり落ち着き見ごたえはある。四像を配する門は余り見かけない。殆どが阿吽の仁王門だ。ここも又写真に収め、出口に向かう。来る時は先を急ぎゆっくり見なかった仏足も改めて眺める。仏さんの足が尊ばれるようになった事情はよく知らない。仏足は日本よりもアジア各国に多い様だ。Foot Print.指紋のようなもので足紋か・・。日本語では足跡という言葉がよく合っている。確かにお釈迦様は漂浪の求道者だった。雨安居の時以外は良く歩いていた。各地に足跡、Foot Printを残していた。

仏足の直ぐ先に小さな池が透かしの塀に囲まれて守られている。そこには童男堂という小さな社があって、この寺の本尊千手千眼観世音の化身童男が祀られている。最も神聖な場所なのだ。

大門を潜って寺を出ると目の前に食堂がある。丁度お昼を回っていて、お昼時になっている。店に入ると土産物も売られていて、丁度良い。ソバを頼んでいる間に甘夏とか粉河寺味噌、奈良漬、駄菓子などを小箱に詰めてもらい、孫への土産を送る。最近は何か土産を宅急便で送るのが多くなった。手間が掛からなくてよい。

 

  • 元の参道を戻る。

     

    参道の途中にある仏足を改めてみる。


    この寺の守護、千手千眼観音像。奥に童男堂が見える。


    大門を出た直ぐの場所に食堂兼土産店があって、ここで土産を宅急にし、お昼を食べた。