ちゃおチャオブログ

日々の連続

第2回西国観音霊場大阪編(23)今回最後の霊場、中山観音寺へ。

60年前の太陽の塔岡本太郎芸術は爆発だ

 

中山観音駅前の軽食店で、お昼を食べてから参拝に向かう。

 

駅から2‐3分の所に観音寺の山門が見えた。立派な造りだ。



 

 

身体の無理が利かず、2泊3日程度の巡礼が丁度良い。3泊4日だと、最後の4日目はもう身体がきつくて、悲鳴を上げる。今日にしても、元気な頃だったら、中之島を色々歩き回り、見聞を広めたかったのだが、3日目の今日にして、早くもダウン気味。物見遊山は止めて、真っすぐ中山観音寺へ向かうことにした。

場所は阪急宝塚線の中山観音寺駅。地下鉄阿波座駅に出たのは良いが、この先どう行くか・・。取り敢えず難波へ出れば阪急で千里中央駅へ行ける。千里中央駅は一昨日勝尾寺へ参拝した際に下車している。所知った駅だ。そこから近鉄宝塚線に乗れば、最寄りの中山観音駅までは1本で行ける。

千里中央を出ると、右手に大阪万博跡地に立っている太陽の塔が見える。この空港モノレールは既に何回も乗っていて、太陽の塔は車内から何回も見ているが、今まで写真を撮ったことはなかった。記念に取っておく。空港乗換駅の蛍池で一旦下車し、荷物をロッカーに預ける。杖1本の手軽で行こう。

池田市とか妙見山とか右手に山が迫って来るが、左手には西宮、神戸にかけてのなだらかな平野部が広がり、多くのビルや家屋が見える。阪神地方の豊かな郊外だ。妙見駅の一つ先が中山観音で、無人駅になっている。駅からお寺までは直ぐ先で、歩いて2‐3分。土産店が2‐3件と凝った料亭があるだけで店らしい店もない。駅を出た直ぐ前に喫茶店風の飲食店があり、そこでお昼を食べてから参拝に向かう。

ここは聖徳太子由来の昔から有名なお寺で、寺域も広いが何故か門前町にはなっていない。古めかしく、立派な山門を入って、境内へ。真っすぐの参道の高台に五重塔が聳えている。参道の両側には幾つもの塔頭が並んでいる。さすが観音大寺だ。

 

  • 徳川家光再建の仁王門。堂々としている。

     

    境内も沢山の塔頭があり、広い寺域だ。


    山門を入った正面の丘の上に五重塔が鎮座している。


    参道の両側には幾つかの末寺が並んでいる。