ちゃおチャオブログ

日々の連続

第2回西国観音霊場大阪編(2)箕面の霊場第二十三番勝尾寺へ参拝。

  • 工事中の山門を入ると、両側の池の真ん中に参道があって、ミストが噴出している。

綺麗な池で、庭園風のお寺だ。

 

  • 池の奥には神社も見える。弁財天か・・。

池の左端の方では、大きな噴水が勢いよく吹き上げている。

 

 

千里中央駅のロッカーにキャリーバッグを預け、ショルダーに納経帳、蝋燭、線香などを入れて、市内バスに乗って今期巡礼の最初の札所勝尾寺へ向かう。千里中央は駅周辺は大型マンションなども立っていて、賑やかだが、駅を出て4-5分、バス停にして2-3か所過ぎるともう住宅地になっていて、この辺りは以前の丘陵地を切り開いた新興開発地だった事が良く分かる。50年、60年、戦前からあるような建物は周辺には見当たらない。大体が新しいモダンな住宅だ。行政区分で言うと、勝尾寺箕面市になるが、この千里周辺は豊中市になっている。

住宅地を過ぎるとバスは山中に入り込む。箕面の山中だ。この先に箕面の森と大滝があって、そこは東京高尾をスタートする東海道自然歩道の終点になっていて、自分も20数年前、一度は挑戦し、高尾山を意気揚々よスタートしたが、3回目で頓挫した。歩いて行くには如何にも長距離で、1-2回歩いた限りでは、今時、そんな酔狂人はいないだろう、という事だった。バスの中でそんな昔の事を思い出したり周囲の深い森を見ている内に終点の勝尾寺に到着した。箕面の森は、ここから更に歩いて行かなければならないのだ。

西国観音霊場第二十三番応頂山勝尾寺。標高500m程の山中にあり、周囲は森に囲まれている。この1キロ先標高600mには樹木葬で有名な北摂霊園があり、そこからの摂津、大阪の眺めは抜群と言われている。休憩所兼入山窓口を入った直ぐに豪壮な山門があるのだが、今は修復工事中で覆いが被されていて、山門は見えず、覆いの下を潜って寺に入る。山門を入った先には広々とした池が広がっている。その池の先の高台に建物が見えるが、本堂かも知れない。ここからはかなりの距離だ。まだ真夏には早いが、この池を渡る参道には既にミストの設備が作られていて、霧状の細霧を吹きだしている。ミストの霧を浴びて、参道の高みに向かってゆっくり上って行った。

 

山の高台に建物が見える。あれが本堂かも知れない。

 

参道の途中には古い史跡なども残されている。

 

山道脇の草花が疲れを癒してくれる。

 

山門から約10分、中間の広場に出る。本堂も宝物殿も間近になってきた。