ちゃおチャオブログ

日々の連続

第2回西国観音霊場大阪編(1)伊丹空港から最初の霊場勝尾寺へ。

今日も又伊丹行のJAL便。7時半羽田発。

 

コロナも徐々に収束しつつあり、空席は余り目立たない。

 

離陸して10数分、右下に黒鉄の富士が見えて来た。

 

 

コロナ禍の一昨年、四国八十八ケ所霊場巡りを無事終了し、その後高野山にお礼参りし、その後熊野三山も巡拝した。その紀州周遊の中で、熊野那智大社を参拝した折り、その直ぐ隣に青岸渡寺があって、コロナ禍とは言え、かなりの数の参拝者が集まってきていた。参詣者の数は隣の那智大社よりも多い位に賑わっていた。多くは西国観音霊場と染め抜かれた白い法被を着ていて、この団体は霊場巡りをしているグループだったのだ。後で分かったのだが、この青岸渡寺は西国霊場の第一番札所になっていた。

 

その後熊野から和歌山に戻り、市の郊外にある紀三井寺にお参りしたが、そこも又西国霊場になっていて、第二番札所になっていた。その時は西国霊場巡りの考えも無く、納経帳を買うなどもせずに、そのまま時間は過ぎて行ったが、去年になってから、急遽旅行の目的をこの西国巡りにしようと思い立ち、去年の9月、取り敢えずは京都の数か寺を回ることにした。京都で最初に参拝した六波羅蜜寺で納経帳を買って、最初にこの寺の御朱印を頂いが、この寺は空也上人創建の寺であり、ここには国宝の十一面観音菩薩像や重文の空也上人像などが安置されていて、実に幸先のよい寺だった。

 

その後足の具合も一進一退、暫く旅行気分にもなれなかったが、コロナも漸く収束の気配も見せてきて、今年の1月には友人4人と宮古島へ旅行し、それから3月には娘夫婦孫二人を連れての沖縄旅行、等々、物心共に多忙であった。春の陽気と共に足の具合も少しは改善し、5月の連休も終わり、世の中にも漸くコロナ以前の活気が戻りつあり、自分もその社会の元気さに後押しされるようにして、今回、第2回の巡礼を行うことにした。

 

今回はJALPACによる大阪2泊三日の旅程を組んで、5月21日(日)から23日(火)までの3日間、大阪中之島にあるNCBホテル、即ち、中之島センタービルという高層ビル内にあるホテルがセットになっているツアーパックだ。今日21日は前回京都に来た時と同じ飛行機便、即ちJAL103便で、羽田発7時30分、伊丹着8時35分。この時間に伊丹に着けば、空港近くにある箕面勝尾寺に午前中に巡拝することは十分に可能だ。

 

今日の天気は雲勝ちではあるが、まずまずの晴れ。羽田を離陸して10数分、右下に黒鉄の富士が見える。このアングルからの眺めも中々良い。窓際の座席が確保できて良かった。定刻に伊丹に到着し、早速今回巡礼の最初の札所勝尾寺に向かった。伊丹からは実に行きやすい場所にあり、空港モノレールで数駅目の千里中央で下りて、そこからバスでお寺に向った。バスの乗客は大半が市民、街の人だが、中に一人二人、終点の勝尾寺まで乗って来た人もいた。