ちゃおチャオブログ

日々の連続

第2回西国観音霊場大阪編(6)次の霊場、総持寺へ。

勝尾寺からの帰りのバスは疎らで、次のバスまで1時間も待たされた。

 

漸く千里中央に戻って来て、駅地下でお昼を食べる。

 

次にやってきたのは茨木市にある総持寺

 

 

勝尾寺山門前と千里中央を結ぶバス便は日に数本しか出ていない。バスを降りた時に帰りのバスの時間をチェックしておけば良かったのだが、先を急ぐ気持ちがはやって時刻表も調べずに参内した。漸く参拝を終えてバス停まで戻ると次のバスまでには1時間以上もある。コース案内ではこの先徒歩30分程で最勝が峰という見晴らしの良い場所に出て、そこから先は東海自然歩道を1時間程歩くと、自然道終点の箕面大滝に出る。以前の自分だったら躊躇なく歩き始めるのだが、今のこの状態ではとても無理だ。今朝のバスでも、下車した何人かはお寺には入らずに、そのまま県道を大滝の方向に向かって歩いて行った。もう自分にはハイキングなど、遠い夢の又夢だ。

 

お寺の山門横には大きな休憩所のような集会所のような施設があって、そこではカップラーメンのような自販機もあったが、ここでは久しぶりにコーンアイスを食べてガラス越しに見える宝生池を眺め、時間を潰す。いずれにしても今回は大阪周辺の4ケ寺を参拝するだけだから、急ぐ旅でもない。二日間で4ケ寺だから贅沢な旅だ。時間に急き立てられることもない。所在も無く、早目にバス停に行って待っていると、出車時刻に近づくと、どこにいたのかかなりの人が集まって来て、バス停前は列を作る。自分は早目に乗車し、前の見晴らしの良い席に座れたが、バスは満員で立ち客もいっぱい。近くでタイ語の会話も聞こえるが、それとなく見ると、先刻のタイ家族とは別の家族ようだ。何か分からないが、この寺はタイ人に人気があるのかも知れない。

 

千里中央駅まで戻って来た時は丁度昼を過ぎていて、キャリーバッグを保管した駅の地下街でお昼を食べ、次の霊場総持寺に向かった。ここは阪急京都線駅からも近く、千里中央からは乗り換えも楽だ。前回同様に空港モノレールで南茨木に出て、阪急に乗り換える。この路線も何回か乗っている内に随分と慣れて来た。阪急で数2-3駅、総持寺駅で下車。ここから住宅地の市道を歩いて7-8分、総持寺の山門にやってきた。この寺は周囲は町中で、寺の周りには郊外型の一戸建て住宅が取り囲んでいる。かなり歩いてやってきたが、山門前の最後の石段がかなり高く大変だ。ここにも又手摺が付いていて助かるが、その手摺に縋って石段を上った。

 

阪急総持寺駅から住宅地の道路を歩いて7-8分。漸く門前に着いたが、最後の山門前の石段が大変だ。

 

漸く石段を上り切って、山門に達した。

 

ここの仁王像は迫力満点だ。

 

阿吽の2対。

 

この仁王門は豊臣秀頼の命により再築されたものだ。