昨日5月17日をLA市議会は「大谷の日」と制定した。彼の背番号17にちなんでの日だ。彼はデイゲームの合間を縫って市議会に駆け付け、多くの議員から祝福の言葉を受けた。通常、日本でも世界のどこでも、栄誉の日は本人が死んでから、評価が定まった後に制定されると思うが、彼の場合は特別だった。議員の一人が祝福していた。「100年に一人のヒーロー」と。そう、彼は死ぬのを待たずして、野球の神様、ベーブルースの記録を既に塗り替えているのだ。だから、今年の成績が不本意でも、来年以降も目覚ましい成績を残すことが出来なかったとしても、既に打ち立てた彼の実績は不動のもので、100年に一人しか現れない逸材なのだ。
先を越された日本政府、岩手の奥州市。3月、総理は何のためにソウルに飛んだのか! 大谷の開幕戦を見るためじゃなかったのか? 最初から堂々と、世界に冠たる大谷を祝福する為にソウルへ行くと国民に広くアピールすればよかったのに、本音を隠して、尹大統領との会談と称して行ったが、結局試合を見ずに帰ってしまった。世界に向けての最大のアピールの場を無くしてしまった。球場に降りて大谷と握手し、国民栄誉賞の約束でもしてくれば、尹大統領との会談よりも余程か実のある成果が出ただろう。
今日の試合、10歳の身障児の始球ボールをキャッチャーで受けて、全米、日本に放映された。いよいよ大谷の評価が高まる処だが、今日も又2本出して13号、トップに並んだ。10月までまだ5か月も先の事だが、いよいよ3冠王が現実味を帯びて来た。3冠王と最多勝利。人間では無しえない最高のパフォーマンスを全米の野球フアン、全国民が楽しみに期待している。
あちこちで戦争が起き、あちこち残虐な死亡が報道されている中で、大谷は人類に明るさと希望を与える最高のプレーヤーだ。嬉しくて涙が出そうだ。