ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.3(水・晴れ)ボケの始まり。弘法の筆。



 

ボケは今に始まったことではないが、最近は良く起こる。昔は勘違いで済ませていたが、最近のは明らかに老化現象による脳細胞の低下によるものだ。うっかりミスではない、間違った思い込み、刷り込み。

 

昨日歯医者に行ったが、本来の予約日は前日の月曜日で、受診票の予約日も確認せずに、最初から火曜日と思い込んでいた。1日ずれていたのは、クリニックへ行って、診察券を出した段階で、受付嬢から予約は昨日ですよ、と言われるまで全く気がつなかった。

 

100gの金のインゴット。どこへ仕舞い忘れたのか、引っ越し前に色々探したが、結局出てこなかった。ドロボーに入られた訳ではないので、どこかに紛れたと思うのだが、分からない。先月改めて旧宅へ行き、残物を引き上げてきたが、置いて来た残りの残物のどこかに紛れているのかも知れない。20数年前、約20万で買ったが、今は金貨の高騰、100万は越えているだろう。だが、失くしたのではどうしようもない。無い袖は振れないのだ。

 

弘法大師は達筆で、遣唐使で入唐した時などは、筆の上手さで五筆大師などと呼ばれたりしたが、そんな名筆家でも間違いをすることもある。世に人々は「弘法も筆の誤り」と言って、どんな名人、達人でもヘマやミスをすることもある、と戒めていた。

 

69歳の厚労省がん対策協議会委員で福井県がん検診事業部長の医師が、去年の検診では異常なしと診断されたが、今年の検診でステージ4の肺がんと診断された。ㇾ線を見る専門家、指導医が肺の中の分かりづらい場所に病巣があって、見落としてしまったらしい。

専門家でも見落としてしまう癌、発見した時は既にステージ4。二人に一人はかかると言われる癌。難敵だ。発見も難しく、治療も難しい。が、医療が進歩し、癌も年々根治可能の病気となってきた。この69歳の先生も最新の治療法でやっつけることは出来るだろう。根治可能だ。