ちゃおチャオブログ

日々の連続

ベトナム「ガックリ」旅行記(16)南寧、午後の半日。

南寧駅。中国語では駅のことを「站」(デイエン)という。中国語での駅名は「南宁站」(Nanning Dien)と書く。
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日本語では「なんねい」と読むが、中国語では「Nanning」。
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ここが駅地下のマーケット、食堂へ行く通路の入り口になっている。
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南寧駅地下のマーケットはこんな感じだ。
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駅の構内か?
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南寧二日目の朝、午前中は中国銀行での円との両替で殆どを費やしてしまった。市内観光バスなども出ているようだが、時間的にも精神的にも、とてもそんな余裕はない。兎も角、夕方までにビザが取れ、パスポートが戻って来るかどうかが問題だ。今日中に取れないとすると、更にもう1泊この街で時間待ちをしなければならない。

ホテルの近くの食堂で昼飯を食べ、ホテル周辺を歩き、時間潰しする。一昨日の邕河河岸や、その手前のショッピングセンターへ出かけることも出来たが、意欲が湧かない。精神的に落ち込んでいる訳ではないが、何をするにしても億劫だ。兎も角、大事なパスポートを他人に預けてある。一刻も早く手にすることが先決だ。

部屋で待っていても詮無いので、ホテル近くの公園へ散歩に行く。公園の入り口には砂場とか滑り台、遊戯具などが置かれているが、遊んでいる子供はいない。一人っ子政策少子化の波はこんな所にも来ているのか。公園は親水公園のように細長く奥の方に繋がっている。砂場辺にある噴水を起点にして、そこから小川が始まっているのだ。奥の方に行くと、更に広い広場になっていて、そこには、暇人の大人がトランプをしたり、賭け将棋をしたり、それを見たり、応援したりの人で、黒山のようになっている。今日は1月8日の木曜日。普段なら皆仕事をしている時間帯だが、男女を問わず数百人いる人々は、仕事にあぶれているか、失業者なのだろう。

親水の小川はどぶ川のようになり、川幅も広くなって、蛇のように蛇行している。川筋を真っ直ぐではなく、蛇行させるのは、昔からの中国人の風流か。その湾曲している川に沿って、屋台の店がずらっと並んでいる。肉を売ったり果物、雑貨、占い、化粧品、オモチャ等々。1間間口位の屋台店舗にはそれぞれ権利があるのだろう。だから主は、好き勝手なものをその屋台で売ることが可能なのだ。言葉は通じなくても、そうした売り買い、商品などを見ているだけでも楽しく、良い時間潰しにはなる。

湾曲したどぶ川沿いに約1キロ位の遊歩道と屋台店舗が続き、その遊歩道の最後が友愛路にぶつかっている。友愛路を歩きホテルへ戻るが、偶々眼鏡のネジが緩み、どこか眼鏡屋がないかと探し探し通りを歩くが、眼鏡屋などは全くない。東京ならちょっとした商店街なら、1軒位は眼鏡屋があるが、この街には全くない。今気が付いたが、中国人で眼鏡をかけている人は殆ど少ない。眼鏡をかけている人は、10人~20人に一人位か。要はこの街では、眼鏡の需要は殆どないのだ。店を開いてもお客が集まらない。要はそういうことなのだ。

眼鏡店を探しながらぶらぶら歩き、ホテルに戻る。夕方にはまだ早いが部屋で一休みし、6時になって旅行代理店カウンターまで下りて行く。ビザは取れた、との電話連絡は既にカウンター嬢の所にはきていて、間もなくパスポートも運ばれると言う。30分程待って、漸くビザ付のパスポートを受領した。今度は、目の前の長距離バス会社へ行き、明日朝一番のハノイ行チケットを購入する。7時45分発、168元だ。




ここは「広州チワン族自治区」の首都。人口の半分がチワン族等の少数民族だ。
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古い通りには、こうした少数民族の店などもある。
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市内には、半日、1日コースの観光バスも運行されている。
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市内にはマックもあればケンタッキーもある。マックは「麦当労」と書く。
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この簡体字が読めない。以前覚えたのだが、忘れてしまった。
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