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日々の連続

ベトナム「ガックリ」旅行記(17)南寧からハノイへ。

正面が友愛路のバスターミナル。左の建物が泊まったホテル。
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友愛路のバスターミナル。国際旅友社が運営している。
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長距離バス発着センター。
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再び陸の桂林が行くがごとき山塊が現れる。
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昨夜はベトナムビザ付のパスポートが戻って来て、直ぐに目の前の長距離バスカウンターでハノイ行のチケットを購入、今朝はその一番バスでハノイに向かう。ハノイ行バスは午前中に3本あり、一番バスが7時45分、二番バスが8時20分、三番バスが9時30分となっている。1時間に1本は出ている感じだ。途中の中越国境の通過があるので、夜行バスや深夜バスは出ていない。税関が開いている間に通過しなければならないからだ。

ホテルとバス発着所は同じ敷地内にあるが、気が背急くのか、朝早くに起きる。南寧は北京標準時を採用しているが、北京よりは大分西側にあり、6時ではまだ暗く7時頃になって漸く明るくなる。ターミナル横にセルフサービスの食堂があり、朝早くからえい具しているので、簡単な朝食を食べて置く。まだ出発までには時間が早いが、食事を終え、ホテルをチェックアウトし、ターミナルロビーで待つことにする。

時間があるので、色々と目に付くものを書き留める。ハノイは、中国語では「河内」と書く。市内を大きな「紅河」が湾曲して流れ、ハノイ市を内懐に抱くようにしているから「河内」と書くのかどうかは知らないが、昔からこの文字である。チケット代168元には保険代5元も加算されている。約100円。危険度が少ないと言うことだろう。太平洋保険という大仰な名前の保険会社で、日本の傷害保険は、こちらでは、「乗客人身『意外』傷害綜合保険」と呼び、死亡が1000万元、治療費が2万元となっている。まあ、死んで2000万円だから、そこそこの補償だ。

それと、色々と海外ツアーの宣伝も出ている。一番近い香港・マカオ5日間で1580元、泰国(タイ)5日間で1980元、約4万円。日本は飛び抜けて高く、7日間コースで5380元、10万円を超えている。今年の旧正月も中国人が大挙して日本に押し寄せ、各地で爆買いを行って、思わぬ経済効果を日本にもたらしているが、こうした地方からもツアーに参加して日本に来ているのだろう。

バスはほぼ定刻通りにターミナルを出発する。ほぼ満席に近い乗客。一作日通った高速度を再び爆心する。見慣れた景色ではあっても、陸の桂林、陸のハロンを見る思いで、見飽きない。10時半、中国国境「友誼関」着。一昨日はここまでチケットで、当方、歩いて国境を渡ったが、今日はハノイまでの通しのキップだから、12人乗りの電動自動車が待ってくれていて、国境まで運んでくれる。一昨日は入国拒否した同じ税関員が二人ブースにいて、二人には、にこやかない挨拶を交わす。税関員もほっとしたような表情をしていた。トルコから留学で来ていた青年が、引っ掛かり、多少余分に時間がかかったが、それも無事に通過し、再び電動車で、ベトナム側バス乗り場まで運んでくれ、無事にハノイ行のバスに乗ることができた。そのトルコの青年とは、隣り同士の席になり、色々と話す機会もあった。



さて、友誼関の国境では、このような電動車で税関前まで運んでくれる。
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国税関をパスすると、この廻廊を歩いてベトナム税関まで行く。
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ベトナム税関をパスすると、今度はベトナム側のバス乗り場まで電動車で運んでくれる。
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中国は南寧から国境まで、ずっと快適な高速道路だったが、ベトナムに入ると途端に道路が悪く、狭くなる。高速道などはない。
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