ちゃおチャオブログ

日々の連続

ニュージーランドの1週間(7)テカポへ行く途中のワイナリーで昼食。

NZは、北島は放牧場、南島は羊牧場が多い。
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平原の見渡す限り、羊が放し飼いにされている。
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テカポへ行く途中のワイナリーで、昼食タイムとなる。
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合歓の花が綺麗に咲いている。
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ブドウ畑に囲まれてレストランはあった。
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ブドウ畑には必ず赤いバラが植えられている。害虫が来ると、先にバラがやられ、襲来を教えてくれるとのこと。
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最初に出されたパンは焼きたてで美味しかった。
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小高い丘の上からクライストチャーチの街並みと、茫洋とした南太平洋の海を眺めてから、これから一路テカポへ向かう。テカポ(Tekapo)はニュージーランドの中でも特に雨の少ない地方で、その特性を生かし、星空の観測と、透き通った湖で有名な湖畔の町だ。クライストチャーチからは230キロ、約3時間半の行程となる。長時間ドライブであり、CHCHの街を出て暫らく走った所のワイナリーに立ち寄り、昼食となる。

NJは今まで知らなかったが、隠れたワインの産地で、シャルドネピノノワールなど、上質なワインを送り出している。ここではブドウ畑の中にレストランが建っていて、お酒が飲める人なら是非か、当店のワインを飲まざるを得ないのだ。昼食は牛のステーキと、サケのムニエルだが、NZでは又各地の湖を利用して淡水でのサケの養殖を行っている、とのこと。で、当方は、サケのムニエルとシャルドネの白ワインを頂くことにした。

出されたサケは、料理方にもよるだろうが、はっきり言って、それ程美味しいものではなかった。海を回遊しないで、淡水だけで育っているから、身に締りもなく、何かフニャフニャした感じの味覚で、しかもサケ特有の塩分もない。別の人がステーキを美味しそうに食べているのを見て、自分もステーキにすれば良かった、と後から後悔しても始まらない。まあ、ワインに関しては、フル―テイな味覚で当たりであった。しかし、ワングラス9ドルとはかなりの高額だ。交換レートが1万円で100ドルだったから、1杯900円に相当する。日本の値段の約倍だ。日本が過去20年間デフレ下で、物の値段が据え置かれてきたのが、原因しているのかも知れないが・・。

さて昼食が終り、ここからの行程は、一般国道を走行するが、道路は良く整備されていて渋滞もなく、制限速度100キロで快調に走行する。毎時100キロだから高速道路と同じスピードだ。運転手も熟練で、安心できる走行だ。道路の両側は殆どが羊の羊牧場で、希に牛などが放牧されている。流石、「羊の国」との異名を取るだけのことはある。

道路も緩やかなカーブと起伏がある程度で、殆ど直進道に近く、乗客のほぼ全員は心地よい転寝に浸っている。景色が単調なことと、運転に信頼感が持てる故か。皆さんの気持ちよさそうな寝いびきを耳の後ろに聞き、当方は外の牧歌的、或は雄大な景色に見とれていた。


Main Dishのサケの料理。
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淡水養殖で、味覚はもう一つだった。
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義兄の食べたステーキは美味しかったとのこと。
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園内には珍しく泰山木が咲いていた。
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久しぶりに見た泰山木。強い芳香を放っていた。
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ああ、合歓の花も今が満開だ。
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日本では梅雨の頃咲くが、南半球では秋に咲くのだろうか・・。
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泰山木と言い、緋合歓の木と言い、皆中国原産だ。このワイナリーの経営者が中国人とも思えないが・・
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