ちゃおチャオブログ

日々の連続

「ニュージーランド『感動』の1週間」(48)出国ー帰国。旅の終わりに。

オークランド空港。荷物を預け、これから通関に進む。
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いやー、ここは又凄い明るく近代的なDuty Freeだ。
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しかし店にはどこも値段の張るものしか置いてない。
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タバコの販売が自由でなく、漸く探した店ではバカ高い値段。日本のタバコ屋で買ったほうが安い位だ。
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暫らくまどろんで、アナウンスで起こされ、朝食の時間がやってきた。
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ホテルからの送迎バスは渋滞もなく、20分程で空港に着いた。人口100万の都市にしては大きくて広い空港だ。昨日はCHCHからの国内便で、到着後も直ぐに外の駐車場に出て、空港ビルを素通りしただけだったが、今日改めて空港に入ると、矢張り先進国の近代的な感覚だ。昨日の現地ガイドが通関の前まで案内し、後は搭乗ゲート74番へ出発時刻の20分前までに行けば良い。通関を済ませたDuty Freeのフロアは明るく、数多くの売店が出店している。が、どこも値段は高い。税金抜きとしても街で買った方が安い位だ。ここも又香港資本のDFSが全体をコントロールしているようだ。

パパが土産用のタバコを探した。が、どこにも置いてない。店員に聞くと1店だけ売ってる店があるという。行って見るとタバコは見えない。そこの店員に聞くと、タバコは開き戸の棚の中に隠すようにして仕舞ってあった。公衆の面前に晒さない、という規則でもあるのだろう。値段を聞いて驚いた。一番安いL&Mでも80ドル、欲しいケントは120ドルもする。1カートン12,000円。これでは沼津のタバコ屋で買った方が安いし、多分半値以下だろう。禁煙国とはこういうものだろう。今WHOが率先して、世界中から煙草の煙を無くそうとしている。NZは率先してそれに協力しているようだ。クリーンカントリーのイメージ造りとしても、全国規模での禁煙は良いPRになるだろう。

NZドルは殆ど使い切って、残りは無い。かと言って米ドルを使ってまでして何かを買いたいとも思わない。少し時間は早いが74番ゲートに向かう。来る時は成田出発が1時間半も遅れたが、オークランド出発はほぼ時間道りであり、定刻真夜中にゲートインとなる。座席は18B.真ん中の席だがやむを得ない。お酒を飲んで寝ることにしよう。テレビモニターの番組表を見ると、ホビットの映画、ロードオフリングをやっているではないか。ああ、グッドタイミングだ。ビールを飲み、ワインを飲み、映画を見ながら寝れれば良いが・・

深夜便は、いつもは大体は寝付かれないのだが、何故かこの便は、転寝ができた。一人旅ではない団体行動、いつも二人部屋での睡眠、等々、知らず知らずの内に疲れも溜まっていたおか。早朝、朝の勅滋時間のアナウンスで起こされた。5時。3時間は居眠り出来たのだ。朝食が運ばれ、窓の外を見ると、漸く外も明るくなってきた。後2時間もしないで成田に到着する。今回のツアーも漸く終わりに近づいた。

今回のこの兄弟間のツアーに参加したのは、全く突然のことだった。多分次姉の智恵さんの足の具合が思わしくなく、行けなくなったので、急遽代わりに行くことになったと思うのだが、その次姉からも多額の餞別を頂いた。Cクイーンズタウンから帰る途中のジェラルデインの土産店で、アルパカメリノの高級カーディガンを土産用に買ったのだが、ボタンが取れて、結局買わず仕舞になった。その姉が今度の連休に50年前に亡くなった夫の50回忌を行う。それに間に合わせるようにこの旅行記を終了した。土産代わりに写真だけでも楽しんでもらおう。

次姉に代わっで楽しんだNZの1週間。毎年数回は海外旅行しているが、その大半は東南アジアが主だ。東南アジアにはかなりマンネリ化し、感動も薄れて来た。NZの隣国、豪州を旅行した時は大いなる感動をしたが、今回のNZ旅行も驚きの連続だった。最初に見たテカポ湖の水の蒼さ、又、夜の星座。アオラキ、Mt.クックの崇高さと周辺の雪山。クイーンズタウンのゴンドラで登った展望台からの眼下の眺め、と、正面のMt.Remarkable。ネルソンのブドウ畑と周辺の農家、又はワイナリーでの昼食。朝のミルクの美味しさ! ミルフォードサウンドでの神秘的なクルーズ。それは丘の上からスピッツベルゲンフィヨルドを眺めた時の感激にも似ていた。それから最後のホビット映画村。映画の中の村かも知れないが、平和で陽の光輝くユートピアの世界。間もなく古稀を迎えるこの身に取って、又々一生の思い出をもう一つ増やすことができた。楽しく一緒に旅行できた皆さんにも感謝する。良い1週間だった。
                                    完



最後にもう一杯NZビール、Stinglarを頂こう。 
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NZの通貨。これは前日のホテルで撮影したものだが、全部使い切ってしまった。
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この国の宗主国大英帝国。女王陛下の肖像が印刷されている。
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さて、窓の外も漸く赤みが差してきた。
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成田は今日も天気がよさそうだ。
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