ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(7)高架鉄道キリノ駅。

マニラ2日目の朝。リーソンズホテルからの眺望。
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この街もどんどん高層化が進んでいる。
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ホテル近くの食堂で朝食。
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今日はコレヒドール島へ行く為、高架鉄道駅に向かう。
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駅までの通りは、東京の下町に似た感じだ。
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やって来たのはマニラ市内を横断する高架鉄道キリノ駅。
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昨日はマニラ湾に沈む夕日を見るべくロハス大通りに行き、最初の内は気分よく馬車に揺られて市内観光をしていたが、最後になって御者が恐ろしい追剥に変身し、ほうほうの体で逃げおおせたが、そんなこんなでホテルに戻ってから、もう一度街中へ出て行く気分も失せていた。

高架鉄道キリノ駅近くにあるホテル「リーソンズ・レジデンス」(Leesons Residence)周辺は下町の中にあり、少し歩けば、色々なレストランがある。早朝から営業している食堂も多く、そうした1軒に入り朝食を食べる。アジアの食文化の中で、フィリピン料理はマイナーで、何か、これぞフィリピンというような料理名は思いつかない。どちらか言うとスペインの影響を強く受けた肉食系だろう。料理名も何も分からず頼んだ朝食。矢張り大きな豚肉の塊が添えられてきた。朝からこうした朝食を食べていれば、フィリピーノも元気になる筈だ。

今日はコレヒドール島を見に行くべく、生き方をホテルフロントで聞いたが、良く分からないようだ。兎も角、バスの発着ターミナルが高架鉄道メドウーサ駅にあるので、そこに行く様に言われ、最寄りのキリノ駅に向かう。駅までの行程は東京の下町、葛飾や小岩辺りとそれ程変わらない。道路が広い分、ゴチャゴチャしていなくて、すっきりした感はあった。

高架鉄道キリノ駅(Quirino)。マニラの高架鉄道がどの国の援助で建設されたかは知らないが、アジアに於いて高速鉄道を建設すると言ったら、先ず日本を置いてない。そこへドイツ・シーメンスが割り込んで来たり、中国勢が攻勢をかけて来ているが、まだまだ日本の牙城を打ち崩すまでには行っていないだろう。この鉄道も駅も比較的新しく近代的だ。エスカレーターも複数設置され、日本の臭いを感じさせる。日本製としておこう。

バンコクでも感じたが、ここマニラでも線路はかなり高い位置に建設されていて、ビルで言えば3-4階に相当するだろう。ホームに立って電車の発着を見ていると、日本の通勤電車と変わらない。自動ドアが開き、乗客が降り、ホームで待っていた客が吸い込まれて行く。今では中国でも我先に電車に乗り込む、という光景は薄れてきているが、このホームでも全く同様だ。それは電車が数分か10数分置きに発着し、一度出てしまったら、次に来る電車を1時間も2時間も待たなければならない、と言う様な、昔の様な過疎の運行が無くなっているからだろう。交通インフラは開発途上国でも、大都市に関して言えば、かなり整備されてきているのが実情だ。このマニラ高速道路は、今いるキリノ駅を見る限り、東京の山手線を高架にした状況と変わらない。

さて電車がやってきた。言われたエドウサ駅で下車し、コレヒドール行のバスを探す。行く先、本数も多く、発着場所はそれぞれのバス会社によって異なっていて、漸く探し当てた。今日1日はコレヒドールで費やす積りだから、のんびり行けば良い。



駅のホームから周辺の街並みを眺める。
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高架鉄道駅は新しく中々モダンだ。
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乗客のマナーも東京並だ。
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この鉄道も車両も日本製だろう。どこかで見た感じの車両だ。
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長距離バス発着のエドウサ駅にやってきた。
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さて、コレヒドール行のバスはどれだろう・・
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